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『参加型福祉社会を拓く――介護保険時代、市民はどこまで主役になれるか』

「参加型福祉社会を拓く」出版プロジェクト 編著 20000225 風土社,215p.

last update:20100917

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■「参加型福祉社会を拓く」出版プロジェクト 編著 20000205 『参加型福祉社会を拓く――介護保険時代、市民はどこまで主役になれるか』,風土社,215p. ISBN-10:4938894327 ISBN-13:978-4938894320  \1680 [amazon][kinokuniya]

■内容

「参加型福祉」に取り組む神奈川県下の在宅福祉非営利市民事業活動主体=ワーカーズ・コレクティブ(ホームヘルプ、配食サービス、移送サービス、デイサービスセンター、特別養護老人ホーム、在宅介護支援センター等々の業務を担う)は、98年3月現在、約50団体・3000人余が活動をしています。とりわけ家事・介護ワーカーズが実施してきた全体のサービス時間数は、毎年120〜30%の伸長率で、約35万時間に達しています。アマチュアである女性・生活者の生活技術・文化を駆使した福祉サービスが、なぜ年率20〜30%も伸長してきているのでしょうか。本書ではまず、現場における「参加型福祉」の実際をレポートし、次に、「参加型福祉」に取り組んできた生活クラブ運動グループの紹介、「参加型福祉」事業の核であるワーカーズ・コレクティブ論、それに「参加型福祉」が目標とする公的福祉以外の領域を示す「コミュニティ・オプティマム福祉」(たすけあいによる地域福祉の最適基準を意味する造語)を論ずることによって、この問いに答えることにしました。

■目次

はじめに
第1部 福祉のまちを歩く―アマチュアがはじめた福祉事業
 二つの街の風景
 小さな施設の大きな望み―ケアセンター「あさひ」(神奈川県厚木市)
 花開いた7万人の信頼―高齢者福祉施設「ラポール藤沢」(神奈川県藤沢市)
第2部 生活者・市民がつくる参加型福祉社会
 弾み車のエネルギー―生活クラブグループの「参加型福祉」
 「参加型福祉」の母体・生活クラブ運動グループ福祉協議会
 地域と福祉のかけ橋―ワーカーズ・コレクティブ
 来るべき超高齢社会を見据えて
あとがき

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:小辻 寿規
UP: 20100917 REV:
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