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『西欧精神医学背景史』

中井 久夫 19991210 みすず書房,246p.

last update:20110406

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中井 久夫 19991210 『西欧精神医学背景史』,みすず書房(みすずライブラリー),246p. ISBN-10:4622050463 ISBN-13:978-4622050469 \2310 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

〈精神医学史を書こうとする試みは、いつもヨーロッパの歴史そのものに入り込み、そこに湧く疑問に取り組むことになる。それ抜きにただの「精神医学史」を書くことを私はいさぎよしとしなかった〉――「あとがき」より
古代ギリシアから中世の魔女狩りを経て、市民社会の成立へ。ヒポクラテース、ガレノスからブールハーフェ、ピネル、そしてフロイト――幾多の分水嶺を持ちながら現代に至る精神医学の流れを、西欧の宗教的倫理観・人間観との関連の中で縦横無尽に論じたユニークにして驚嘆すべき幻の書。
キリスト教と意識概念との関連、1970年代以後の動向についての一文を新たに付す。

・(「BOOK」データベースより)
「人類史の中でヨーロッパとは何か」。若き日の著者をとらえつづけた問いへの答えを探りつつ、広範な分野の研究書を渉猟し、構築された異色の精神医学史。

■目次


1 古代ギリシア
2 ギリシア治療文化の外圧による変貌
3 ヘレニズムに向かって
4 ローマ世界とその滅亡
5 中世ヨーロッパの成立と展開
6 魔女狩りという現象
7 魔女狩りの終息と近代医学の成立――オランダという現象
8 ピネルという現象――一つの十字路
9 ヨーロッパ意識の分利的下熱
10 ピューリタニズムと近代臨床
11 フランス革命=第一帝政時代と公式市民医学の成立
12 啓蒙君主制下の近代臨床建設
13 新大陸の“近代”
14 大学中心の西欧公式精神医学
15 力動精神医学とその反響
16 一九世紀の再展望と二〇世紀における変化
17 西欧“大国”の精神医学
18 西欧“小国”の精神医学
19 ロシアという現象
20 “向精神薬時代”と巨大科学の出現
21 神なき時代の西欧精神医学
22 ヨーロッパという現象

参考文献
1999年の追記
あとがき
人名索引

■引用

■書評・紹介

■言及


*作成:山口 真紀
UP: 20110406 REV:
精神障害/精神医療  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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