『「福祉政府」への提言――社会保障の新体系を構想する』
神野 直彦・金子 勝 編 19991222 岩波書店，319p.
■神野 直彦
・金子 勝 編 19991222 『「福祉政府」への提言――社会保障の新体系を構想する』，岩波書店，319p. ISBN-10: 400024602X ISBN-13: 978-4000246026 2300 ［amazon］／［kinokuniya］ ※＋［広田氏蔵書］ t07.
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出版社/著者からの内容紹介
本格的な少子・高齢社会を迎える21世紀，社会保障制度の改革は，急務である．しかし，現実には，年金，医療，失業，介護，などいずれも個別分野毎に，相互の脈絡もなくすすめられている．本書では，各分野の第一人者が，財政学の視点から，そもそも社会保障あるいは社会福祉の存在理由は何かという本質的な問いに立ち返った上で，「三つの政府体系」に向けて，抜本的かつ現実的改革案を提案する．
内容（「MARC」データベースより）
社会福祉の存在理由とは何かという本質的な問いに立ち返った上で、社会保障基金、地方政府、中央政府の三つの政府体系を明確に位置づけ、社会保障や社会福祉の包括的かつ現実的改革ヴィジョンを提示する。
神野 直彦・金子 勝 19991222 「福祉を拡大する政府体系――現状批判と問題意識」
神野・金子編［1999:001-012］ ※
金子 勝 19991222 「拠出税方式の所得比例年金を」
神野・金子編［1999:015-045］ ※
横山 純一 19991222 「介護保険法の全面改訂を――地方分権をめざした税方式へ」
神野・金子編［1999:047-095］ ※
城戸 喜子 19991222 「医療システム改革の構想――当事者主義による医療システムへ」
神野・金子編［1999:097-141］ ※
小倉 波子 19991222 「高失業時代の生活保障システム――雇用不安の解消にむけた雇用保険制度の改革案」
神野・金子編［1999:143-181］ ※
大沢 真理 19991222 「公共空間を支える社会政策――セイフティネットを張り替える」
神野・金子編［1999:185-223］ ※
池上 岳彦 19991222 「地方分権的税財政システムの構築を――新しい地方税原理・分権型財政ヴィジョン」
神野・金子編［1999:225-264］ ※
神野 直彦 19991222 「三つの福祉政府と公的負担」
神野・金子編［1999:265-314］ ※