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『共同研究 男性論』

西川 祐子, 荻野 美穂編 19991020 人文書院,381p

last update:20101205

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■西川 祐子, 荻野 美穂編 19991020 『共同研究 男性論』,人文書院,381p. ISBN-10:4409240617  \2400+税 [amazon][kinokuniya]

■内容

「男」が問題だといわれるようになってから久しい。私たちは「男」について何をどのように語れるのか。文化人類学、臨床心理学、言説分析、社会学、歴史学などからアプローチを試みたジェンダー研究会の研究成果をまとめる。

■目次

第一部 男たちの生きる日常
 第一章 寄せ場の男たち―ー会社・結婚なしの生活者
 第二章 「子育てする男」としての父親?――90年代日本の父親像と性別役割分業
 第三章 男性ケアワーカーの可能性――在宅訪問男性ヘルパーを中心として
 第四章 鉄道マニアの考現学――「男らしさ」から離脱した男たちの逆説
第二部 「男という性」の条件――心とからだから
 第五章 「内なる女性」との不幸な関係――「男性の心の深層」
 第六章 男になること・女になること――性同一性障害をめぐって
 第七章 心理学は「男らしさ」を測れるか――質問紙の限界と利用法
 第八章 射精する性――男性のセクシュアリティ言説をめぐって
 第九章 男の性と生殖――男性身体の語り方
 第十章 性と生の濃厚な社会――トルコの男性の男っぷり
第三部 近代国家と男性性――あるじ・おやじ・にいさん
 第十一章 男の甲斐性としての家つくり
 第十二章 天子のジェンダー――近代天皇像にみる”男らしさ”
 第十三章 母系社会と男性性――ミクロネシア、パラオの「近代化」とジェンダー
 第十四章 南インドの「にいさん」――タミル映画にみる男性モデル
 第十五章 おやじの肖像――インドネシアの国民伝統を生きた人々

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:八木 慎一
UP: 20101205 REV:
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