『少子高齢化時代の医療と福祉――医療・福祉の経済社会学入門』
長田 浩 19990725 明石書店,242p.
■長田 浩 19990725 『少子高齢化時代の医療と福祉――医療・福祉の経済社会学入門』,明石書店,242p. ISBN-10: 4750311871 ISBN-13: 978-4750311876 2205 [amazon]/[boople] ※ b p02
■内容(「MARC」データベースより)
私たちの生命や生活にとって重要な保健・医療・福祉という分野について、それらが経済学的・社会学的にみてどういう原理で動き、どういう問題を抱えているのかについて考察する。〈ソフトカバー〉
序章
私にとっての「医療・福祉の経済社会学入門」
今なぜ「医療・福祉の経済社会学」なのか?
ほか
第1章 経済社会のしくみと医療・福祉
日本の経済社会はどんな原理で動いているか?
医療・医学と深い関係のある経済学
ほか
第2章 医療・福祉の仕事と経営問題
医療・福祉サービスを含む対人サービスの特徴
医療経営と福祉事業運営の基本問題
第3章 高齢社会における保健・医療・福祉
曲がり角の医療・福祉政策
保健・医療・福祉の制度改革の展望
補論 少子高齢化時代に挑む制度改革の構想
*需給関係などの試算の類はない。
補論 少子高齢化時代に挑む制度改革の構想
「私自身が構想する根本的な少子化対応策は、つぎのようなものです。
まず、男、女にかかわりなく、子育てができるためには、労働時間の大幅短縮を図ることが必要です。労働時間短縮の実現は、子育て時間の確保という意味だけではなく、根本的には、高度に生産力の発展を遂げながら、不況・失業問題にあえぐ日本経済の建て直しに有効な策という意味があります。」(p.218)