『生きにくさの抜け道〜子どもと大人の黙示録〜』
毛利 子来 19990715 岩波書店,287p.
■毛利 子来 19990715 『生きにくさの抜け道――子どもと大人の黙示録』,岩波書店,287p.
ISBN-10: 4000027972 ISBN-13: 978-4000027977 1800 [amazon] ※ b d01 t02
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出版社/著者からの内容紹介
「不登校」「拒食症」「いじめ」…。子どもたちの悲鳴を前に、大人たちは戸惑うばかり。「育児雑誌」と首っ引きのママに、突然「父性の復権」なんて言われて戸惑うパパたち。子どもと大人のすれ違いの中で、双方に日々親身に接する「子ども医者のたぬき先生」が、型にはまらず、気張らずに観察した日々のエッセイの集大成。
内容(「MARC」データベースより)
将来がはっきりと読めない。実生活上も精神面でも不安がいっぱい。なにをどうしたらいいのかがよくわからない。日々の困難と向き合う秘訣とは? 子ども医者のたぬき先生が、とかく生きにくい世の中を考察したエッセイ集。
■目次
第一章 子どもたちの黙示篇
1、子どもの暗闇 / 2、大人が求められていること
3、子どもの抜け道 / 4、子どもはどこへ行く?
第二章 親たちの苦闘篇
1、子育ての文化史 / 2、当世子育て事情 / 3、母親の社会進出への補助線
第三章 家族の揺らぎ篇
1、親と子の関係性 / 2、家族の行き詰まりと抜け道
第四章 社会のトレンド篇
1、人権の実態 / 2、甘えとゆるやかさ / 3、市民主義より草の根民主主義へ
第五章 たぬき先生の流浪篇
1、運命と意思 / 2、たぬき流生き方 / 3、たぬき流通い道