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『エイズとの闘いII――新たな展開』(科学のとびら36)

杉本 正信 19990518 東京化学同人,198+5p.

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last update:20160508

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■杉本 正信 19990518 『エイズとの闘いII――新たな展開』(科学のとびら36),東京化学同人,198+5p.  ISBN-10: 4807912763 ISBN-13: 978-4807912766 1300+税  [amazon][kinokuniya] ※

■内容

エイズが勿然と現れて猛威をふるい始めてから20年が経った。 その間、科学者、医学者のなみなみならぬ決意により、異例の速さで、病原体(HIVウイルス)が確定され、その遺伝子の全貎が明らかにされた。 本書では、病気の発見からこれまでのエイズ研究の歴史、それがもたらしたさまざまな社会的事象(感染者に対する差別、薬害エイズ問題、性に対する意識の変革)、 さらに感染妨止の鍵となるべきワクチン開発への取り組みなど今後の展望についても語られる。

■目次

はじめに

プロローグ

第1章 エイズの謎解き
1 奇妙な病気の出現
2 日和見感染と免疫不全
3 病名の決定と定義
4 病原体の究明
5 エイズウイルスの発見
6 科学者の確執

第2章 エイズウイルス(HIV)
1 ウイルスは生物か
2 細胞への感染
3 レトロウイルス
4 成人T細胞白血病ウイルス
5 レトロウイルスは進化に関係したか
6 エイズウイルス(HIV)
7 変幻自在のHIV
8 HIVのルーツ
9 したたかなHIV

第3章 エイズの発症と免疫不全
1 生体を守るメカニズム
2 抗体多様化のメカニズム
3 免疫に関与する細胞
4 液性免疫
5 細胞性免疫
6 臓器移植に関与する抗原とその役割
7 HIVによる免疫の破壊
8 発症までの過程
9 HIVに対する免疫

第4章 エイズに挑戦するバイオテクノロジー
1 遺伝子工学
2 モノクロナール抗体
3 診断薬
4 ワクチン
5 動物モデル
6 抗HIV剤

第5章 エイズの防止と人権問題
1 感染防止のための手段
2 血液検査と人権
3 社会の変化
4 薬害エイズ

エピローグ

参考図書・文献
索引

■関連書籍

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:北村 健太郎
UP:20160508 REV:
HIV/AIDS  ◇薬害エイズ  ◇差別(discrimination)  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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