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『少子・高齢化の経済学――市場重視の構造改革』

八代 尚宏 19990401 東洋経済新報社,254p.


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八代 尚宏 19990401 『少子・高齢化の経済学――市場重視の構造改革』,東洋経済新報社,254p. ISBN-10: 4492393021 ISBN-13: 978-4492393024 [amazon] ※ b p02

出版社/著者からの内容紹介
急速に進展する少子・高齢化問題は21世紀日本の最大課題。経済学・マクロ経済学・制度改革の三つの視点から市場メカニズムの活用を基本として今後の対応策を明示。

目次

序章 少子・高齢化社会の経済政策
第1章 少子化の経済的な要因と対策
 1.少子化はなぜ問題か
第2章 労働市場の中長期的展望
第3章 少子・高齢化のマクロ経済的影響
 2.高齢化のマクロ経済への影響
第4章 公的年金制度改革の方向
第5章 公的年金制度の計量分析
第6章 企業年金と退職後所得保障
第7章 高齢者就業と雇用保険の役割
第8章 高齢者就業と「65歳現役社会」
第9章 高齢化社会と医療サービスの供給
第10章 公的介護保険の意義
第11章 市場を通じた公的福祉の構造改革
第12章 高齢者の生活と家族の役割
第13章 高齢化社会の所得再分配政策
参考文献
索引

第1章 少子化の経済的な要因と対策
 1.少子化はなぜ問題か
 「人口の高齢化にともなう貯蓄率の動向の分析は、人々は勤労期に積み立てた貯蓄を引退後に取り崩すと考える貯蓄の「ライフサイクル仮説」が中心になる。」(52)
 「高齢化が企業の設備投資に及ぼす影響については、貯蓄のライフサイクル仮説のような明確なものはなく、見方は分かれている。」(55)
 「経済成長の要因としての技術進歩とは、所与の労働と資本(研究開発を含む)の効率性を高める要因の集合体と考えられる。これは全要素生産性の向上で近似されるが、それは先進国の間で比較すれば、労働力の伸び率と反比例する関係が見られる(図表3−2)。これは、各国ともに、労働力が豊富な段階では労働や資本投入量の増大を主たる要因とし、それが限界に近づくと、次にその効率的な配分を主体とするという関係があるためと見られる。」(56)
 ……

第3章 少子・高齢化のマクロ経済的影響
 2.高齢化のマクロ経済への影響

第4章 公的年金制度改革の方向

第10章 公的介護保険の意義
 3・在宅介護支援の考え方

第13章 高齢化社会の所得再分配政策
 「基本的な方向は、第4章や第10章で見たように、政府の役割は基礎年金等の基本的な保障を税方式で確保し、それ以上の報酬比例年金のような上乗せ給付は、企業・個人年金に委ねるという二分法を長期的に目指すべきといえよう。」(八代[1999:244])


UP:20070507 REV:20070610
八代 尚宏  ◇人口・少子高齢化  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK

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