『乳がんを忘れるための本――乳房温存療法がよくわかる』
近藤 誠 19990330 ネスコ，236p.+ xix p. 1575
■近藤 誠 19990330 『乳がんを忘れるための本――乳房温存療法がよくわかる』，ネスコ，236p.+ xix p.
ISBN：4890369961 ISBN-13: 978-4890369966 1575 ［amazon］ b d01 t02
■出版社/著者からの内容紹介
正しい知識で乳房温存療法がよくわかる。
胸にシコリを感じて不安に思う方、乳がんと告げられて担当医が勧める治療に迷っている方へ。乳がんの原因、動向、診断を論じる。
■内容（「BOOK」データベースより）
もし読者が乳がんにかかった場合、乳房温存療法をうけたいと思っても、障害または落とし穴がいくつかあります。最大の落とし穴は、ひと口に温存療法といっても、病院によって温存療法の施行率と医師のウデにばらつきがあることです。病院をかえれば温存療法をしてもらえるのに、それを知らずに乳房切除術をうけてしまうとしたら―。乳房温存には、病院や外科医によって、機能的・美容的結果に天と地ほどの違いがあるとしたら―。本書でそういった現状を知って、万一の場合に役立ててください。
■内容（「MARC」データベースより）
乳がんに不安を感じる人が増えつつある。乳房を残して治療する「乳房温存療法」にも、いくつか障害が存在する。適切かつ満足のいく治療を受けるために、乳がん治療の現状を紹介する。
■目次
初めに 乳がんへの不安と恐怖から解放されるために
1章 発病率は三十六人に一人です――発病率の統計を正しく知ろう
2章 「わたしは乳がんにかかりやすい」は忘れましょう――乳がんの原因と予防
3章 健康な細胞が乳がんになるまで、なってから――発がんのメカニズム
4章 シコリはここに出る――乳がんの症状
5章 乳がんとまぎらわしい病名を知っておこう
6章 シコリ発見、でもちょっと待てよ――自己検診の意義と無駄
7章 乳がんとなっても、あわてない、あわてない――乳がんの検査と分類
8章 乳がん検診はこわいだけ損です
9章 乳がん治療の残酷な歴史
10章 切りたがる外科医からは逃げ出そう――乳房切除術
11章 乳房温存療法、病院選びのポイント
12章 どうしても薬物療法をしたい、という時は……
13章 治療後の生活――温存療法の経験者の質問から
あとがき みんなが幸せになるために