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『アシスタンスドッグ――障害者の心と身体を支える犬たち』

有馬 もと 19990312 大月書店, 230p


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■有馬 もと 19990312 『アシスタンスドッグ――障害者の心と身体を支える犬たち』,大月書店,230p. 1600+税 ISBN-10: 427236023X ISBN-13: 978-4272360239 [amazon] ※ b ds

■内容紹介
ブックレビュー社
障害者の心と生活の自立を支える英国のアシスタント・ドッグの,飼い主との関係,訓練の実際をレポート
世界で最も障害者福祉のためにアシスタント・ドッグが活躍する英国の実情をフリー・ジャーナリストがレポートした。ひと口にアシスタント・ドッグといっても,英国では,盲導犬,聴導犬,肢体不自由な人を支える訓練犬があり,そのなかには糖尿病やてんかんの発作を予知するアラート犬もいる。英国では障害者の定義も広いのだ。
著者は,アシスタント・ドッグと暮らす人たちをたずねるとともに,アシスタント・ドッグがどのように訓練されているか報告している。はじめは「人間の利益のために利用されるだけの存在ではないか」と,犬好きだけに疑問と反感をもっていた著者が,取材を進めるうちに,生活の自立ができた飼い主と,役に立っているという自信をもつアシスタント・ドッグの強い絆に触れて,考えが変わっていく。

しかし,アシスタント・ドッグの訓練にはお金も時間も手間もかかる。その費用をどう考えるか。ノーマライゼーション(障害をもつ人もわけ隔てなく暮らせる社会)の実現が今後の課題だと著者は指摘する。 (フリーランスライター 杉山 由美子)
(Copyrightc2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)


■内容(「BOOK」データベースより)
この本は、盲導犬、聴導犬そしてアラート犬の育成について、世界でもっとも成功している英国の取材を中心にして書かれています。

■目次
はじめに アシスタンス・ドッグとは何か
1章 心と身体を支える犬たち(音とやすらぎをもたらす聴導犬
日常生活を手助けする介助犬
発作を予知するアラート犬(シーザー犬)
視覚障害者を希望に導く盲導犬 ほか)
2章 アシスタンス・ドッグを育てる(ほめて育てる
聴導犬を育てる
介助犬を育てる ほか)
おわりに
取材先> 主な資料

■紹介・引用



UP:20080403
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