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『福祉国家の再編成――「分権化」と「民営化」をめぐる日本的動態 (社会学シリーズ)』

藤村 正之 19990224 東京大学出版会,267p.


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■藤村 正之 19990224 『福祉国家の再編成――「分権化」と「民営化」をめぐる日本的動態』,東京大学出版会,267p. ISBN-10: 4130501429 ISBN-13: 978-4130501422, 4830, [amazon]

■内容

本書は、主に1980年代から90年代前半にかけて、日本社会で進行してきた福祉政策の変動過程を、「社会学的な構図」として描きだしたものである。

医療保険・年金保険・福祉サービスなどの主要な制度が改革されていった1980年代から90年代前半の福祉政策に焦点を当て、その変動過程を「分権化」と「民営化」をキーワードに、社会学的な構図として描き出す。

■目次

序章 問題の所在と分析の視点

T 福祉国家のマクロ・レベル分析――理論的検討と日本の動態
1章 福祉国家論・収斂の終焉
2章 社会保障の国家間関係――準拠国家をめぐる一考察
3章 現代日本の福祉政策の構成と展開

U 福祉国家再編成のメゾ・レベル分析(1)――「分権化」に着目して
4章 自治体福祉政策の実施構造の変容
5章 地方老人保健福祉計画の策定状況――「分権化」と「計画化」の接点として

V 福祉国家再編成のメゾ・レベル分析(2)――「民営化」に着目して
6章 在宅福祉サービスの存立基盤
7章 民間福祉財源としての「あしながおじさん」制度
終章 福祉国家再編成の社会学的理解


UP:20080608 REV:20081204
藤村 正之  ◇社会学  ◇身体×世界:関連書籍 1990'  ◇BOOK
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