『グローバリゼーション――文化帝国主義を超え
て』
Tomlinson, John 1999 GLOBALIZATION AND CULTURE, Cambridge,
Polity Press
20000331 片岡 信 訳 青土社,371p.
■Tomlinson, John 1999 Globalization and Culture, Cambridge, Polity Press=20000331 片岡 信訳,『グローバリゼーション――文化帝国主義を超えて』,青土社,371p. ISBN-10: 4791758013 ISBN-13: 978-4791758012 2800 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容(「BOOK」データベースより)
政治・経済・環境・メディアが地球規模で復合的に絡み合う“近代”の到達点とは。ポストモダンからカルチュラル・スタティーズまで、あらゆるグローバリ
ゼーション論を批判的に検討し、文化の“脱領土化”がもたらす画一化(文化帝国主義)の危機と、新しい多元的連帯(コスモポリタリズム)の可能性を精緻に
分析する。
内容(「MARC」データベースより)
あらゆるグローバリゼーション論を批判的に検討し、文化の脱領土化がもたらす画一化「文化帝国主義」の危機と、新しい多元的連帯(コスモポリタニズム)の
可能性を精緻に分析する。
■目次
日本語版への序文
謝辞
第T章 グローバリゼーション文化
複合的結合性としてのグローバリゼーション
グローバリゼーションの一つの次元としての文化
なぜ文化はグローバリゼーションにとって重要なのか?
なぜグローバリゼーションは文化にとって重要なのか?
第U章 グローバルな近代性
歴史の一時期としてのグローバルな近代性
「近代性の帰結」としてのグローバリゼーション
グローバルな近代性に対する疑念
結論
第V章 グローバル文化――希望、悪夢、そして懐疑主義
希望――グローバル文化の想像の歴史
悪夢――文化帝国主義としてのグローバル文化
グローバル文化――懐疑的視点
第W章 脱領土化――グローバリゼーションの文化的状況
脱領土化の概念
脱領土化の日常的経験
脱領土化に対する異議
「周縁」における脱領土化
雑種化
第X章 メディアによるコミュニケーションと文化的経験
メディアによる媒介と結合性
メディアを通じた近接性1――親密性の再定義
メディアを通じた近接性2――テレビによる関与と道徳的距離の消滅
第Y章 コスモポリタニズムの可能性
コスモポリタニズム――その概念、イデオロギー、理想
コスモポリスなきコスモポリタン
結論――連帯の短い手を広げて
原註
訳者あとがき
参考文献
索引