『ハンナ・アーレント――〈生〉は一つのナラティヴである』
Kristeva, Julia 1999 Le génie féminin: Hannah Arendt,Librairie Artheme Fayard
=20060830 松葉 祥一・勝賀瀬 恵子・椎名 亮輔 訳,作品社,329p.
last update:20111221
■Kristeva, Julia 1999 Le génie féminin: Hannah Arendt,Librairie Artheme Fayard
=20060830 松葉 祥一・勝賀瀬 恵子・椎名 亮輔 訳 『ハンナ・アーレント――〈生〉は一つのナラティヴである』,作品社,329p. ISBN-10:486182091X ISBN-13:978-4861820915 \3990 [amazon]/[kinokuniya] ※ ah02 p
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
戦争と革命、哲学と政治の十字路に立つアーレントの“生”とは何か。20世紀をともに生き、思考しつづけた2人の女性思想家の出会いによって生まれた、思想家論/評伝の傑作。
内容(「MARC」データベースより)
戦争と革命、哲学と政治の十字路に立つアーレントの「生」とは何か。20世紀をともに生き、思考し続けたふたりの女性思想家の出会いによって生まれた、思想家論。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クリステヴァ,ジュリア
文学理論家、精神分析家、哲学者。1941年、ブルガリアのユダヤ系の家庭に生まれる。1965年、留学生としてパリに移住。1973年より、パリ第7(ドゥニ・ディドロ)大学教授
松葉 祥一
神戸市看護大学教授。専攻:哲学
椎名 亮輔
同志社女子大学学芸学部音楽学科助教授。専攻:音楽美学
勝賀瀬 恵子
龍谷大学非常勤講師。専攻:哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
第T章 人生は一つの物語である
1 「かくも剥き出しに曝された」伝記
2 聖アウグスティヌスによる愛
3 範例の意味―ラーエル・ファルンハーゲン
4 アーレントとアリストテレス
5 二〇世紀を語る
第T章原註
第U章 過剰な人類
1 ユダヤ人であること
2 構造の要素のなかで…フランスの場合
3 現代の反ユダヤ主義とは何か
4 帝国主義…そして、全体主義
5 悪の凡庸さ
6 信仰と革命…社会、この家庭において
第U章原註
第V章 思考・意志・判断
1 「誰」と身体
2 思考する〈自己〉の対話――「断層」、メランコリー、独裁
3 内的人間から、生命プロセスの暴力へ
4 観客の趣味――政治哲学に向けて
5 判断――赦しと約束のあいだで
第V章原注
訳者あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志