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『自由と保障―ベーシック・インカム論争』

Fitzpatrick, Tony 1999 Freedom and Security: An Introduction to the Basic Income Debate, Macmillan Press
=20050525 武川 正吾・菊地 英明訳,勁草書房,265p.


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■Fitzpatrick, Tony 1999 Freedom and Security: An Introduction to the Basic Income Debate, Macmillan Press=20050525 武川 正吾・菊地 英明訳,『自由と保障―ベーシック・インカム論争』,勁草書房,265p.,ISBN: 432660185X 3600+ [boople][amazon] ※,

■内容(「BOOK」データベースより)
経済と福祉をトレードオフさせず、自由と保障の両立をめざす「基本所得」構想の社会哲学。市民権に基づく個人の権利として、属性や地位に関わりなく、誰にでも無条件に支払われる「ベーシック・インカム」。財政面からも倫理面からも批判が強まっている「保険と扶助」型の社会保障に変わりうるものとして注目されるこの構想を、自由至上主義、社会民主主義、フェミニズム、エコロジズムなどの立場とクロスさせ、それはどこまで支持され実現可能なのかを丁寧に描く。
内容(「MARC」データベースより)
市民権に基づく個人の権利として、属性や地位に関わりなく、誰にでも無条件に支払われるベーシック・インカム。この構想を自由至上主義、社会民主主義などの立場とクロスさせ、どこまで支持され実現可能なのかを描く。

■目次

第1部 周辺視
 基本に進め
 社会保障の給付と負担
 ベーシック・インカムの原理
 弁護人対検察官
第2部 誰にとっての自由か?誰にとっての保障か?
 急進右派―普遍主義的資力調査
 福祉集合主義―選別主義的な保険を超えて
 社会主義と社会配当
 フェミニズムとベーシック・インカム
 エコロジズムとベーシック・インカム

■書評・紹介・言及

◆立岩 真也 2005/12/ 「二〇〇五年の収穫」,『週刊読書人』


UP:200512
ベーシック・インカム  ◇BOOK
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