『市民社会論――その理論と歴史』
Ehrenberg, John 1999 Civil Society: The Critical History of an Idea，New York University Press
＝20010920 吉田 傑俊，大月書店，330p.
last update:20111027
■Ehrenberg, John 1999 Civil Society: The Critical History of an Idea，New York University Press
＝20010920 吉田 傑俊 『市民社会論――その理論と歴史』，大月書店，330p. ISBN-10:4250201295 ISBN-13:978-4250201295 \4515 [amazon]／[kinokuniya] ※ wp
■内容
内容（「BOOK」データベースより）
高まる「市民社会」への期待だが、その意味をどこまで知っているだろうか?古代から現代まで、西洋の市民社会論を包括的に整理し批判的に検討した、政治思想分析による本格的通史。99年度、アメリカ政治学会「マイケル・ハリントン賞」。
内容（「MARC」データベースより）
高まる「市民社会」への期待。だが、その意味をどこまで知っているだろうか。古代から現代まで西洋の市民社会論を包括的に整理し批判的に検討した、政治思想分析による通史。99年度アメリカ政治学会マイケル・ハリントン賞。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
エーレンベルク,ジョン
1944年生まれ。ダートマス大学卒業後スタンフォード大学で政治学の修士号と博士号を取得。現在、ニューヨークのロング・アイランド大学ブルックリン・キャンパスの政治学教授で、学科長も兼任。民主主義、マルクス主義、政治理論に関する多くの著書や論文がある
吉田 傑俊
1940年生まれ。京都大学文学部卒業。現在、法政大学社会学部教授。専門は哲学・思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
日本語版への序文
謝辞
凡例
序論
第Ⅰ部 市民社会の起源
第1章 市民社会とその古典的形態
私的利害の危険性
混合政体
市民社会と共和国
第2章 市民社会とキリスト教共同社会
高慢・信仰・国家
キリスト教共同社会
初期の分裂
第3章 市民社会と近代への移行
力能と権力
市民社会と良心の解放
主権・私的利害・市民社会
第Ⅱ部 市民社会と近代
第4章 「経済人」の勃興
権利・法・保護領域
市民社会の道徳的基礎
ブルジョア的市民社会の出現
第5章 市民社会と国家
市民社会と道徳的共同体
「偉大な改革」
「欲望の体系」
社会革命の政治学
第6章 市民社会と中間団体
貴族的共和国
市民社会と共同体
市民社会の慣習
アメリカの教訓
第Ⅲ部 現代の市民社会
第7章 市民社会と共産主義
全体主義
「自己限定」的革命
実現された限定
第8章 市民社会と資本主義
多元主義の理論的基礎
商品化された公共圏
再生の夢
第9章 市民社会と民主政治
訳者あとがき
注
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
＊作成：樋口 也寸志