『成熟と老い』
安井 信子・沢山 美果子・今関 敏子 19981210 世界思想社,205p.
last update: 20100421
■安井 信子・沢山 美果子・今関 敏子 19981210 『成熟と老い』(Sekaishiso seminar),世界思想社,205p. ISBN-10:4790707334 ISBN-13:978-4790707332 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※ a01 f04
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
個・セクシュアリティ・老い。ひとは如何にして成熟するのか。生まれ、成長し、個を確立し、成熟して老いる。このプロセスにおいて、女性と男性の違いはあるのか。年を重ねることの意味を問う。
内容(「MARC」データベースより)
生まれ、成長し、個を確立し、成熟して老いる。個人の在り方と成熟との関係、男女、セクシュアリティ、成熟と老いの関係をテーマとした論文と、同じテーマを著者たちが自由に話し合う討論を収める。〈ソフトカバー〉
■目次
I 個と成熟
個の確立と成熟――アメリカの場合
1 個人ということ
2 ソーロウの個人
3 キャザーとヘミングウェイの場合
4 一体性 (wboleness)
討論 個と成熟
II セクシュアリティと成熟
「近代家族」の成立とセクシュアリティ
1 現在社会と性
2 前近代と近代の性
3 制度が求める「正しいセクシュアリティ」
4 性教育にみる女のセクシュアリティ
5 「正しいセクシュアリティ」の、その後
討論 セクシュアリティと成熟
III 成熟と老い
老いの表現――平安鎌倉期の文学から
1 忌避と受容
2 老いの身体 I――変化と縅れ
3 老いの身体 II――セクシュアリティ
4 内なる老いと循環する時間――むすびにかえて
討論 成熟と老い
月日はめぐる――あとがきにかえて
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:櫻井 浩子