『ホモ・アフェクトス――感情社会学的に自己表現する』
岡原 正幸 19981220 世界思想社,285p.
last update:20100507
■岡原 正幸 19981220 『ホモ・アフェクトス――感情社会学的に自己表現する』,世界思想社,285p. ISBN-10:4790707369 ISBN-13:978-4790707363 2415 [amazon]/[kinokuniya] ※ s
■出版社からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
歓喜、悲嘆、憎悪、羞恥、自尊、感謝、侮蔑、恐怖、憐憫…。感情を伝える。パンク=ダダの社会学的な実験。
内容(「MARC」データベースより)
歓喜、悲嘆、憎悪、羞恥、自尊、感謝、侮蔑、恐怖、憐憫…。感情や感情公共性をめぐって語られる抽象的な議論に対抗して、著者自身の感情と主観性を公に打ち出した、パンク=ダダの社会学的な実験。
■目次
0 パンク社会学―ホモ・アフェクトス
1 『主題』
2 『作品』
3 ファック・オフ!
4 抹殺されたい問い
5 感謝の気持ち
6 感情的、あまりに感情的な
7 芝居小屋の侮蔑
8 『1986』
9 市民的感情世界―A・ヘラーの「感情社会学」
10 「美しき魂」と「政治的賢さ」
11 文明化論と感情統制(管理)論――N.エリアスの「感情社会学」
12 「情熱の抑圧」
13 非形式化――自己統御の変質T
14 交渉原則――自己統御の変質U
15 非形式化と合意――新たにルールを案出する
16 自己再帰性と個人化――コグニタリアートと新たな抑圧?
17 何のための感情管理化社会の詐術
18 マンマ・ミア!――親密製の合理化と欲望の収縛
19 憐れみと嘔吐――ポストエモーション社会のカタルシス
20 感情労働と感情資本
21 「痕跡」
22 「恐怖の報酬」
23 「感情の力」
24 パンク実存主義
25 「二十日鼠とパンク」
26 アルタナティーフ運動――感情公共性を創出する
27 「喪の仕事」
28 配慮への嫌悪、コンフリクトへの自由
29 「迷惑」
30 イヌ食いスタイル!――自然な身体の政治学
31 ソー、ホワット?――無恥の戦略/自尊の戦術
32 「生理的嫌悪」
33 「善悪の彼岸」
34 再帰的主観主義と感情公共性
35 「出会い」と「まよい」
36 参考文献一覧
37 索引、および人名・事項案内
*作成:櫻井 浩子