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『鉄腕アトムと晋平君――ロボット研究の進化と自閉症児の発達』

渡部 信一 19981130 ミネルヴァ書房,207p.

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last update:20170823

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■渡部 信一 19981130 『鉄腕アトムと晋平君――ロボット研究の進化と自閉症児の発達』,ミネルヴァ書房,207p. ISBN-10:4623029778 ISBN-13:978-4623029778 1900+ [amazon][kinokuniya]

■内容

[kinokuniya]より

 行動をプログラム化すること、そのプログラムにもとづいて低次から高次へといたるという訓練。自閉症児にそのような訓練は有効だったのでしょうか。「人間らしい」ロボットとは何か、自閉症児が「人間らしく」育つとはどういうことかを求めていくとその交点に「人間」とは何かという問いが浮かび上がる。人間が生きていくことを支えるこれからの障害児教育を考える確かな一歩。

■目次

プロローグ

第1部 鉄腕アトムと障害児教育
1 日常生活はあいまいで複雑であるという前提
2 単純なものから複雑なものへ、
  スモールステップで発達していく?
3 ロボット開発のキーワードは記号計算主義
4 ロボット開発の行き詰まり 
  ――何が間違っていたのだろう?
5 障害児教育の行き詰まり
  ――専門的な「訓練」は最高?
6 人間らしさ「追求」のための新たな方向性
7 「弱さ」と「つまずき」の再発見

第2部 自閉症の晋平君と鉄腕アトムの共通点
1 幼児期
2 小学校
3 ことばの獲得
4 訓 練
5 最近の晋平

エピローグ

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:岩ア 弘泰
UP:20170823 REV:
身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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