『グローバリゼーションのなかのアジア――カルチュラル・スタディーズの現在』
伊豫谷 登士翁・酒井 直樹・テッサ・モーリス=スズキ 編 19981130 未來社,244p.
last update:20110901
■伊豫谷 登士翁・酒井 直樹・テッサ・モーリス=スズキ 編 19981130 『グローバリゼーションのなかのアジア――カルチュラル・スタディーズの現在』,未來社,244p. ISBN-10:4624932404 ISBN-13:978-4624932404 \2625 [amazon]/[kinokuniya] ※ g03
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
冷戦以後の世界における国家、経済、民族・宗教のポストコロニアル的諸問題をめぐるグローバル化の動きのなかでアクチュアルな思想潮流として出現してきたカルチュラル・スタディーズの現在をめぐってイエン・アングと陳光興というアジア出身の新進知識人によって戦わされた白熱の誌上論争を再現するとともに論争以後のホットな問題をテーマとした国際的ワークショップでの両者による最新報告および討論の記録。カルチュラル・スタディーズによる新アジア論。
内容(「MARC」データベースより)
カルチュラル・スタディーズの現在を巡ってアジア出身の新進知識人によって戦わされた白熱の誌上論争を再現するとともに、論争以後のホットな問題をテーマとした国際的ワークショップでの最新報告や討論を収録する。
■目次
カルチュラル・スタディーズの現在
第一部 アジア化するカルチュラル・スタディーズ――『カルチュラル・スタディーズ』誌における論争
アジア化するオーストラリア――カルチュラル・スタディーズにおける批判的なトラスナショナリズムに向けての考察
未完の植民地時代――カルチュラル・スタディーズにおける超国民国家とトランスナショナリズム:アングとストラットンへの返答
保証のないカルチュラル・スタディーズ――陳光興への返答
第二部 グローバリゼーションとナショナリズムの相克
脱植民地化の意味
オーストラリアの「アジア的」将来に立ち向かって――グローバリゼーションと国民的恐怖の政治
ディスカッション
グローバリゼーションとナショナリズムの相克――あとがきに代えて
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志