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『演劇入門』
平田 オリザ 19981020 講談社,講談社現代新書,208p.
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last update:20160315
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■平田 オリザ 19981020 『演劇入門』,講談社,講談社現代新書,208p. ISBN-10:4061494228 ISBN-13:978-4061494220 740+
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■内容
リアルな芝居とは何だろう。戯曲の構造、演技・演出の秘訣とは?平易で刺激的な入門書。
■目次
まえがき
第1章 「演劇のリアル」と「現実のリアル」
1 リアルな台詞とは何か
遠いイメージから入る/リアルとは何か/論議に入る前に
2 テーマについて
戯曲の持つ制約/戯曲を書くプログラム/テーマを考える必要があるか/近代演劇とは何か/現代演劇とは何か/表現の欲求/ギリシャ悲劇の世界/演劇は精神の振幅を描く
第2章 戯曲を書く前に――場所・背景・問題
1 演劇の起こる場所
場所を求める/セミパブリックな空間
2 背景を考える
セミパブリックな時間――背景を考える/戯曲を書くということ
3 問題を考える
シナリオと戯曲の違い/戯曲は、観客の想像力を信頼する/想像力の方向づけ/問題提起と右往左往する人々/ふたたび、問題を考える
第3章 対話を生むために――登場人物・プロット・エピソード・台詞
1 登場人物を考える
登場人物の決定/情報量の差
2 プロットを考える
舞台の設定/プロット/「蒲団と遠磨」
3 エピソードを考える
エピソードとは何か/イメージの連鎖
4 台詞を書く
台詞を書き始める前に/すべては、台詞を書くための準備である/想像力・記憶力・観察力/「東京ノート」/話し言葉の地図/対話を書く/冗長率の高さ/他者の不在/他者と話す/「三四郎」の対話/対話劇は可能か/新しい対話の形
第4章 俳優は考えるコマである――戯曲・演出・俳優の関係
1 コンテクスト
うまい / へたの根拠/コンテクストのずれ/コンテクストの摺り合わせ/私たちは誰の言葉を話しているのか/器用な俳優/俳優の仕事/身体のコンテクスト/身体のコンテクストのずれ
2 演出家と俳優の関係
演技とは何か、演出とは何か/演劇を創るという実験/俳優に求められる「理解力」/演出家と俳優の関係/俳優は考えるコマである
3 90年代に生まれた新しい演劇の特徴
環境と言葉/90年代演劇とは何か/関係性の演劇
第5章 「参加する演劇」に向かって
1 ふたたびリアルとは何か
観客との関係/演劇世界のリアル/なぜ高校生はリアルな台詞が書けないのか
2 参加する演劇
アートリテラシー/市民社会と演劇/演劇の役割
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:奥坊 由起子
UP:20160315 REV:
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