『聞こえないってどんなこと――聴覚障害者25人 それぞれの生き方』
全日本ろうあ連盟 19980901 一橋出版,206p.
■全日本ろうあ連盟 監修 19980901 『聞こえないってどんなこと――聴覚障害者25人 それぞれの生き方』,一橋出版,206p. ISBN-10: 4834800997 ISBN-13:978-4834800999 \1260 [amazon]/[kinokuniya] ※ b h02 l
■出版社/著者からの内容紹介
内容(「BOOK」データベースより)
ろう者の生活実態に触れることの少ない市民の要望として、耳の聞こえない人たちの生活の現実をもっと広く深く知りたいという声が多く出されています。そこで、手話を学ぶと共に聴覚障害者の問題を知りたいと願う人々や、聴覚障害をもつということはどのようなことなのか、日常どんな不便を強いられ、耐えるだけでなく、どのような考えで生活しているのかという一般的な関心を寄せる人たちのために、本書が作られました。
内容(「MARC」データベースより)
教師、理容師、デザイナー、写真家、ペンション経営、歯科技工士、ホームヘルパーなど各分野で活躍、また戦争・阪神大震災を体験した聴覚障害者25人の手記をまとめた。〈ソフトカバー〉
■目次
子育てやろうあ協会の活動と共に
肉親離別と貧苦に耐えてつかんだ幸せ
はばたいているわが娘たちよ
難聴者として生きてきた日々
ろう学校での十八年間
通訳設置の実現への道のり
きこえない子どもたちへ
障害にとらわれない学生生活を願って
働きつつ、活動しつつ、今思うこと
銀行に入って四年目の思い出
歯科技工士への道
理容の仕事を通して
パッケージデザイナーの職に就き
山里のペンションから
写真家として
ろう演劇とは
海外への三度の旅
卓球によって広がった世界
聴覚障害者として映像製作をめざして
手話を通じて国際交流
ろうあ老人・ろう重複者の願いを受け止めて
ろう重複障害者施設職員として
一人職員からのスタート
戦時体制と青春
阪神淡路大震災に遭って思ったこと
「聴覚障害者の理解のために」――あとがきにかえて
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:鹿島 萌子 更新:片岡 稔