HOME > BOOK >

『NPO基礎講座2――市民活動の現在』

山岡 義典 編 19980805 ぎょうせい,230p.

Tweet
last update: 20190731

このHP経由で購入すると寄付されます


■山岡 義典 編 19980805 『NPO基礎講座2』,ぎょうせい,230p. ISBN-10:4324054983 ISBN-13: 978-4324054987 2000+ [amazon][kinokuniya] ※ s4000000

■内容

amazonより

内容(「MARC」データベースより)
 NPOを抽象的な概念としてではなく具体的で論理的なまとまりある世界として描くために、市民活動の6つの分野を取り上げて、それぞれの世界に精通している人々が歴史的背景・現状・課題について語る。〈ソフトカバー〉

■目次

第1章 市民活動の全体像と諸分野〜分野を越えた交流のために〜
1市民活動とNPO
市民活動団体
ボランティア団体
ボランティア・グループ
2市民活動の全体像
みえない全体像・不確定な分野区分
市民公益活動調査(NIRAレポート)
国際比較研究での統計
市民活動レポート(経済企画庁)
公益法人白書(総理府)
3分野を越えた協力の意義・可能性・課題
「市民活動」という概念
特定非営利活動促進法(NPO法)
異分野間交流の動き
異分野の専門知識を取り入れることの意味
タテ割り行政への横断的対応
オープン・マインドの重要性
「市民的空間」の創造

第2章 地域福祉の創造のために〜高齢者対応の活動を中心に〜
1社会保障・社会福祉制度の抜本的改革
改革の背景
福祉制度の改革
2地域福祉とボランティア・市民活動の歩み
昭和20年代
昭和30年代
昭和40年代
昭和50年代
昭和60年代以降
3社会福祉分野におけるボランティア活動・市民活動
ボランティア・NPO活動のなかでの福祉分野の活動
高齢者分野の主要な活動紹介
社会福祉分野のボランティア・NPO活動の特徴
4住民参加型在宅福祉サービス
沿革
組織形態と共通の特徴
実態と活動実績
5住民参加型在宅福祉サービスの課題
社会福祉のなかで果たしてきた役割
団体を取り巻く環境変化
6おわりに

第3章 共に生きる“地球市民社会”の実現をめざして〜国際協力に携わる市民組織(NGO)の活動〜
1はじめに
2市民組織が取り組む世界の現状
国際協力を始めた市民の動機・きっかけからみた世界
所得格差が広がる世界
3市民組織よる国際協力:沿革と現状
沿革
現状
いくつかの代表的組織の活動紹介
4拡大する国際協力市民組織の役割
国際社会の最底辺にいる人々への支援
国際社会の最底辺にいる人々の代弁者
地球環境の保全
“地球市民”意識の普及
日本の「市民社会」の形成
“地球市民社会”の形成
5市民組織が抱える課題と展望
“共感者”の拡大(市民に支えられた活動)
活動資金の確保と人件費・管理費の捻出
人材の確保:ボランティア精神と専門性のバランス
政府・自治体との関係
国際協力を行う市民組織間の連携と団体
世界的レベルでの市民組織間の連携と団結

第4章 芸術文化と子どもの心を育てる活動
1芸術文化市民活動の活動状況
芸術文化振興連絡会議(PAN)の歴史
「PAN」の構成団体
NPOとの関係
2芸術文化団体と税制
芸術文化団体の運営実態
税制整備の必要性
芸術文化団体の公益的活動の広がり
3芸術文化団体と行政の関係
4子どもとNPO
「子ども劇場」の活動
子どもにとってNPOの意義は?
5現在の子どもの状況について
子どもの抱える問題
大人の抱える問題
6芸術文化と教育
7NPOの課題

第5章 環境重視社会への転換のために〜自然環境保護活動を中心に〜
1環境NGOの会員数を日米欧でくらべると
なぜ欧米と日本でこんなに違うのか?
日本の環境NGO活動は欧米のレベルまで行くか?
2なぜ市民(NGO)が自然保護を行うのか?
日本型システムとそれによる環境破壊を止めるには?
「合理的無知」と「時間的視野」について
3地球温暖化問題
COP3での日本の環境NGOの活動について
地球温暖化による影響
何が地球温暖化問題の特徴か?
経済構造を転換する必要性と環境NGOの役割

4日本の環境NGOの活動の実際
5「日本野鳥の会の活動」
バードウィッチング
国内の自然保護
里山保全
国際協力
サンクチュアリ
ナショナル・トラスト的活動
6 日本が環境重視社会に転換するために

第6章 女性の人権をめぐる活動〜DV問題とシェルター活動を中心に〜
1女性グループの特徴
「横浜市女性協会」の活動
女性グループの特徴
2シェルター・DV問題とは?
3民間女性シェルターの現状―アメリカと日本の事例から
「アジア女性シェルター」(サンフランシスコ)の実践
「かながわ・女のスペース“みずら”」(横浜)の実践
4NPOとしてのシェルターの現状と課題

第7章 コミュニティの再生に向けて〜まちづくり・住まいづくりの活動を中心に〜
1まちづくり市民活動を助成する団体
2ハウジングアンドコミュニティ財団の活動内容
基本コンセプト
助成事業
研究事業
住まいふくり講座の開設
まちづくり活動団体(NPO)のネットワークづくり
スケルトン定借(つくば方式)マンションの普及促進
3多様なまちづくり市民活動
まちづくり市民活動の変遷
類型別事例
4市民のまちづくり活動の実態
5地域活動拠点を持つ市民活動
活動拠点を持つことの重要性
マルチ活動型
まちづくり支援型
ネットワーク型
広域交流型
6NPO的な活動がどのように社会の役に立つか?
過剰な行政サービス
非高率な行政サービス
硬直した制度、規制
生活行為の過度の産業経済活動化
7NPOの可能性
成熟化、少子・高齢化、国際化、ストック型社会における必然性
フロー型住宅供給システムからストック型住宅システムへの転換
生活弱者の支援
多様な個のニーズを満たす
外国人居住問題への対応
地球環境問題、産業廃棄物処理問題への対応
地域雇用機会の拡大
8課題―コミュニティの再生とサステイナビリティ社会(持続可能社会)の実現
自律した地域社会の形成―コミュニティの再生
住民の生活支援・サービスの公・共・民の分担の再検討(公民セクターのパートナーとしてのNPO)
NPO、コミュニティビジネスの育成


■引用



■書評・紹介



■言及





*作成:竹川 慎吾
UP:20110124 REV:20190731(岩ア 弘泰
NPO・ボランティア   ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)