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『少子高齢社会に挑む』

京極 高宣 19980801 央法規出版,216p.


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■京極 高宣 19980801 『少子高齢社会に挑む』,中央法規出版,216p. ISBN-10: 4805817275 ISBN-13: 978-4805817278 2310 [amazon][boople] ※ b p02


■内容(「MARC」データベースより)
21世紀の本格的な少子高齢社会の到来に際し、どんな政策が必要なのか。年金、医療、福祉を全体として視野に納め、各々の相互連携を深めて国民生活の質を考慮にいれた新たな社会福祉のあり方を考える。

■目次
序章 長寿社会に生きる
二十一世紀日本の福祉社会
老いをみつめて
保健、医療、福祉の連携
公私のパートナーシップ
新しい介護システムの構築
介護保険の意義
介護保険の導入と施設経営の改革
老人保健福祉計画の見直し
高齢社会を支える福祉人材
保育所の新たな役割
 ほか

■引用

 序章 長寿社会に生きる
 「長生きして良かったという社会、要介護状態になっても福祉的なサポートがある長寿社会を創るということは、一見簡単なように思われるかもしれませんが、実は大変なことなのです。現在の医学はき<0007<わめて進んでいるため、人間は植物状態でも生きていることができます。集中治療室での治療になってしまえば、チューブなどがあちこちにつけられ、家族は外から座って見守るしかありません。治療費用も一か月に数百万円から一千万円ぐらいは軽く突破します。確実に治るならともかく、人生の最終期に体中にチューブを入れて延命すること(いわばスパゲッティ状態になること)は本当にいいことなのか、健康で長生きする寿命(いわゆる健康寿命)を求める必要がないか、現代医学の進歩と高齢者の立場について、いろいろ考えさせられる大きな問題だと思います。
 それはさておき、かのアダム・スミスは『道徳情操論』という著書で、幼い子が事故で死んだとき非常にかわいそうに思う。しかし高齢の方が亡くなるとあまりかわいそうには思わない。場合によっては極楽往生という考え方もありますが、と言っています。それはなぜか、スミスはそれについて、自らがその人の立場に立ったときの、「共感」(シンパシィ)から生じるのだと言っています。私はその共感を福祉思想の原点の一つだと思っております。」(京極[1998:7-8])

 「私のアイデアですが、少子化対応の一つとしての年金の孫加算をしたらどうかと思います。」(京極[1998:180])


UP:20070605 REV:20070610
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