HOME> BOOK >

『薬害エイズはいま――新しいたたかいへ』

川田 悦子・保田 行雄 19980825 『薬害エイズはいま――新しいたたかいへ』,かもがわ出版,166p.


このHP経由で購入していただけたら感謝

川田 悦子・保田 行雄 19980825 『薬害エイズはいま――新しいたたかいへ』,かもがわ出版,166p. ISBN-10: 4876994005 ISBN-13: 978-4876994007  1500+税  [amazon][boople][bk1] ※

■内容(「MARC」データベースより)
薬害エイズ裁判とは一体何だったのか。和解解決から二年余、提訴から現在まで渦中にあった二人が「いまだから明らかにできる」衝撃の真実を語る。薬害エイズ関連年表など資料も付す。〈ソフトカバー〉

プロローグ

1、血友病患者を襲ったHIV感染(一九七六年三月〜八五年五月)
積極的に血液製剤を
日本人の血液と思っていた
アメリカで奇病がひろがる
医者と患者の関係
ウソをついた医者
告知しない。教えない

2、血友病患者はどう立ち上がったか(一九八五年五月〜八九年一〇月)
血友病患者の治療始まる
エイズの話題はタブー
エイズ予防法
これは薬害だ
「裁判は勝てない」

3、提訴(大阪・東京)から実名公表(一九八九年一〇月〜九五年三月)
裁判は始まったが
釈明命令が出る
匿名裁判ということ
戦術は「資料隠し」
国際エイズ会議が開かれる
全米科学アカデミー調査委員会へ

4、実名公表からのたたかい(一九九五年三月〜七月)
実名公表
事件に「顔」ができた
「人間のくさり」

5、和解勧告から和解成立まで(一九九五年七月〜九六年三月)
なぜ管直人が登場したのか
和解勧告が出る
「座り込み」行動へ
加害責任を認める
ワーキング・チームできる
人間の尊厳を取り戻す
和解の枠を超える
法的解決だけではだめ
"謝罪"が入る?

6、和解の意義と今後の課題(和解以降)
原告団の複雑な問題
薬害エイズは終わっていない
家族が、地域が、支えあう
納得のいく裁判を
若者が動いたことの意義
たたかって社会を変えていく

エピローグ

資料
声明(提訴にあたって)
全面解決要求書
解決和解案(第一次)と所見
和解確認書
薬害エイズ関連年表

あとがき


*作成:北村健太郎
UP:20090317
薬/薬害  ◇BOOK
TOP HOME(http://www.arsvi.com)