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『フットボールの文化史』

山本 浩 19980420 筑摩書房,236p.


Last Update:20100930
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■山本 浩 19980420 『フットボールの文化史』,筑摩書房,236p. ISBN-10: 4480057536 ISBN-13: 978-4480057532 \693 [amazon][kinokuniya]

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
いまや世界的なスポーツになったサッカーとラグビーの始まりは、紀元前にまでさかのぼることができる。中世に入るとキリスト教と深い関わりをもつようになり、それは民俗フットボールとよばれた。それがパブリック・スクールの教育システムに組み入れられることによって、ルールが整備され、大英帝国の建設とともに世界に広がっていく。英国社会の鏡像としてのフットボールの歴史を、エピソード豊かに物語る。

■目次

はじめに

第1章 四旬節前の大騒ぎ――フットボールの始まり
 世界各地のフットボール
 イギリスとイングランド
 最初のフットボール
 禁止令
 告解の火曜日
 ダービー
 アッシュボーン
 様ざまな民俗フットボール
 民俗フットボールの特徴
 ピューリタンの批判
 消えた民俗フットボール
第2章 下級生いじめはフットボールで――パブリック・スクールとフットボール
 パブリック・スクールと階級
 プリーフェクト制度とファッグ制度
 下級生いじめとハッキング
 それぞれのフットボール
 共通の特徴
 アーノルド校長のパブリック・スクール改革
 『トム・ブラウンの学校生活』
 ランニングイン
 ルールの成文化
第3章 相手の脛は蹴ってもよいか――サッカーとラグビーの成立
 パブリック・スクールのスポーツ賛美
 スポーツを重視した校長たちとスポーツ熱
 パブリック・スクールから大学へ
 クラブの出現
 フットボール・アソシエィション結成へ
 FAの統一ルール
 「サッカー」という呼び名
 ラグビー・フットボール・ユニオン結成へ
 RFUの統一ルール
 サッカーとラグビー
第4章 土曜日の午後はフットボール――プロのスポーツとアマのスポーツ  ボールとブーツ
 レフェリーとプレーヤーの数
 得点の数え方
 労働者への普及
 FAカップ
 「アマチュア」の意味
 サッカーのプロ化
 ラグビーとプロ化
 「エリス伝説」の誕生
 サッカーとラグビーのファン層
 世界に広がるフットボール

あとがき
イギリス全図
関連年表

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾 樋口也寸志
UP: 20100528 REV:20100930
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