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『意味の社会学――現象学的社会学の冒険』

西原 和久 19980415 弘文堂,236p.

last update:20100706

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■西原 和久 19980415 『意味の社会学――現象学的社会学の冒険』,弘文堂,236p. ISBN-10: 4335550766 ISBN-13: 978-4335550768 \2940 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

・「BOOK」データベースより
身体・生命的秩序における「意味」という視点から,人間・社会の問題群にアプローチし,シュッツの現象学的社会学からの新しい展開を試みる.社会学基礎論の解体=構築による「愉しい社会学」への冒険.

■目次

まえがき 5

第I部 社会学と現象学――シュッツの問い
I  社会学の問いと方法 13
II  社会学と戦後の思想 25
III シュッツと「意味の社会学」の視圏 43
IV  現象学と社会理論 70

第II部 現象学的社会学の射程――発生論とは何か
V  リズムと音――コミュニケーションの基底 93
VI  意味と他者――リアリティと知と類型化 112
VII 区別と差別――差別の基底への問い 134
VIII 情動と暴力――結合と分離の交錯する場 149
IX  役割と制度――役割存在と物象化のメカニズムへの問い 170

付論 社会学と意味――ヴェーバーの意味理解とシュッツの記号論
あとがき 217
引用・指示文献リスト 236

■引用


■書評・紹介

作田 啓一 19981230 「西原和久著『意味の社会学-現象学的社会学の冒険』」『社会学評論』49(3): 457-8.(Journal@rchiveで全文閲覧可)

■言及

◇宇都宮 京子 20000331 「『合理』のもつ可能性と限界」『社会学評論』50(4): 480-94.(Journal@rchiveで全文閲覧可)

◇本田 量久 20000605 「民主的秩序の構築・再構築プロセスに関する理論的考察」『年報社会学論集』13: 14-24.(Journal@rchiveで全文閲覧可)

◇中村 文哉 20000930 「A. シュッツのレリヴァンス概念と間主観性問題」『社会学評論』51(2): 188-203.(Journal@rchiveで全文閲覧可)

◇佐々木 洋成 20030613 「解釈的アプローチの可能性について」『年報社会学論集』16: 225-36.(Journal@rchiveで全文閲覧可)

◇西原 和久 20070331 「グローバル化時代の社会学理論――身体・暴力・国家 」『社会学評論』57(4): 666-86.(Journal@rchiveで全文閲覧可)


*作成:藤原 信行
UP: 20100706 REV:

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