『東京都目黒区におけるコミュニティと福祉社会』
東京大学教養学部相関社会科学研究室 19980223,579p.
last update:20181119
■東京大学教養学部相関社会科学研究室 19980223 『東京都目黒区におけるコミュニティと福祉社会』,579p. ※r
■内容
はじめに(本書:3-4)
1994年4月より東京大学教養学部相関社会科学研究室では「地域社会論研究」、「地域社会論実習」、「地域社会論演習」の3つからなる授業を立て、大学院生と学部3-4年生が主体となる研究プロジェクト「日本の地域社会」を実施しています。地域社会の問題の複雑さに直に接して、政治・経済・社会など、個別の学問領域をばらばらに当てはめたのではとても解決がつかず、これらが絡み合って総合的に事に当たることの必要性を肌でつかみ取ることが目的です。
夏休みの重点調査に向けてまず、「地域社会論研究」でその人口や産業・経済、コミュニティなど、背景を学んでいきます。夏休みには「地域社会論実習」で2週間ほど地域に入り、アンケート調査やインタビュー、ボランティア体験などを行い、秋からの「地域社会論演習」では再び成果を持ち寄り、それを踏まえて理論を固めることを目指すとともに、結果を分析し報告書の作成を行います。調査した結果はご協力下さった方々をはじめ地域にお返しし、ささやかながらもこれからの方向性を検討する上でのひとつの判断材料にしていただければ、と願っています。
■目次
第一部 福祉の諸相――研究の成果1
第1章 高齢化社会と地域福祉
第2章 高齢者の文化
第3章 障害者と地域社会
第4章 子どもと家庭
第二部 さまざまな「地域」――研究の成果2
第5章 福祉活動への参加――ボランティアって何?
第6章 都市型コミュニティ形成の試み
第7章 まちづくりと都市計画
第8章 目黒区におけるゴミ収集とリサイクル
第三部 質問紙調査報告
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:岩ア 弘泰