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『「神」の証明――なぜ宗教は成り立つか』

落合 仁司 19980220 講談社,184p.

last update:20100706

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■落合 仁司  19980220 『「神」の証明――なぜ宗教は成り立つか』,講談社,184p. ISBN-10:4061493922 ISBN-13: 978-4061493926 \672 [amazon][kinokuniya] ※

■内容

メタローグ
<神>の本質を、有限な人間ではうかがい知ることの出来ない<無限>にあると捉え、19世紀の数学者カントールの切り拓いた"無限論"との比較から、その存在や特質を描きだしてしまおうというユニークな試みがなされている。一神教と多神教、三位一体論などの様々な宗教のエッセンスが、無限論の常識を超える特質(部分と全体が一致し、無限にはより大きな無限が必ず存在するなど)と見事に対応するさまは壮観。西欧と東亜が世俗化した理由も、今までにない刺激的な論考で切ってみせる。何かと宗教がかまびすしい昨今、本書で根源的な<神>と自分の関係を見つめ直してみるのもいいかもしれない。(守屋淳)
『ことし読む本いち押しガイド1999』 Copyright(c) メタローグ. All rights reserved.
内容(「BOOK」データベースより)
人が神に成る、神が人に成る。宗教の大前提はいかにして可能か。東方キリスト教を手がかりに、全宗教を貫く普遍理論を提唱。

■目次

1 世界と神
2 神の受肉
3 人間の神化
4 神における同一と差異
5 無限の数理
6 神の集合論
7 ユーラシア正教

■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:竹川 慎吾
UP:20100706 REV:
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