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『徹底討論 安楽死 尊厳死 リビング・ウイル――豊かな生を求めて』

日本ホスピス・在宅ケア研究会 編 19980110 岐阜新聞社出版局,198p.


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■日本ホスピス・在宅ケア研究会 編 19980110 『徹底討論 安楽死 尊厳死 リビング・ウイル―豊かな生を求めて』,岐阜新聞社出版局,198p. ISBN-10: 4905958547 ISBN-13: 978-4905958543 952+ [amazon] ※ d01.et.

 日本ホスピス・在宅ケア研究会:http://www.hospice.jp/

■内容(「BOOK」データベースより)
本書は「第5回日本ホスピス・在宅ケア研究会岐阜大会」(1997年6月21・22日=長良川国際会議場岐阜ルネッサンスホテル)のプログラム中にある「徹底討論会」を収録しました。

■目次

第1章 朝の学習会
 解説「アメリカの“尊厳(自然)死法”、オランダ、オーストラリアの“安楽死法”」
 解説「安楽死、尊厳死、リビング・ウイル」)
第2章 基調講演

 「尊厳死思想とその根底にあるもの」 日本尊厳死協会会長 成田薫
第3章 徹底討論

 「安楽死をのぞむ患者へのセデーション」―『補足資料』セデーションと安楽死
 「安楽死・尊厳死のむずかしさ」―『補足資料』安楽死・尊厳死のむずかしさ ほか)
第4章 一般討論
第5章 日本ホスピス・在宅ケア研究会岐阜大会を終えて



◆「尊厳死思想とその根底にあるもの」 日本尊厳死協会会長 成田薫 41-51
 尊厳死と安楽死の概念 41
 「尊厳死の場合、患者が不治かつ末期状態のため医師は治療義務から解放されていることになります。このため、医師が治療しなかったことで患者が死亡しても、何ら法的責任は問われません。」([44])
 世界初の安楽死判決
 「この安楽死の合法性を認める特別用件を定めた世界初の判例が、十九六二年の山内事件に対する名古屋高等裁判所判決です。当時、名古屋高等裁判所の判事であった私が、主任判事として関与し、次の六要件が定められました。」([44])
 尊厳死思想が台頭した背景
 人生最後の唯一の願い

■言及

◆立岩 真也 2008 『…』,筑摩書房 文献表


UP:20071117 REV:20080411
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