『遠野/物語考』
赤坂 憲雄 19980109 筑摩書房,ちくま学芸文庫,358p.
last update:20111009
■赤坂 憲雄 19980109 『遠野/物語考』,筑摩書房,ちくま学芸文庫,358p. ISBN-10:4480083979 ISBN-13:978-4480083975 \1260 [amazon]/[kinokuniya] ※ s lc01
←19940215 『遠野 物語考』,宝島社,270p. ISBN-10: 4796607730 ISBN-13: 978-4796607735 [amazon]
■内容
■目次
第一章 物語考
1 『遠野物語』の現在
2 遠野からのまなざし
3 蝦夷・大同・オシラサマ
4 起源としての大同
5 原・遠野物語へ
第二章 白神考
はじめに
1 オシラ神祭り
2 オシラサマの神像
3 家の神、またはマキの神
4 修験・巫女とオシラサマ
5 遠野のオシラサマ
6 原オシラサマ信仰へ
7 花とイナウのはざまに
8 北へ/北からのまなざし
第三章 境界考
はじめに
1 家の境界――軒・門口・庭木
2 集落の境界――寺門・道ちがえ
3 水辺の境界――橋・河原・池の端
4 山中の境界――峠
第四章 色彩考
はじめに
1 白の世界
2 黒の世界
3 赤の世界
4 青の世界
5 三原色、その重層する世界
6 古層としての赤
第五章 黄昏考
黄昏
語り部
オシラサマ
占術
イタコ
ザシキワラシ
飯綱使い
神前裁判
ハヤリ神
道封じ
神隠し
油取り
雨乞い
狂気
シルマシ
オマク
蘇生
橋
幽霊
天狗の娘
第六章 地名考 その他
物語からの出立
事実と事実?のあいだ
峠の語り部たち
古層の物語へ
アイヌ語地名をめぐって
魔所のある風景
遠野の『遠野物語』へ
あとがき
文庫版 あとがき
解説 『遠野物語』の新たな出発
初出一覧
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志