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>HOME >BOOK Perspectives on Justice in Bioethics and Public Policy Anita Silvers, David Wasserman and Mary B. Mahowald 1998, Rowman & Littlefield ・Anita Silvers http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/dw/silvers.htm ・目次 http://www.rowmanlittlefield.com/Catalog/TOC.shtml?command=Search&db=^DB/CATALOG.db&eqSKUdata=0847692221 ・amazon Introduction 1 Formal Justice Anita Silvers 2 Distributive Justice David Wasserman 3 A Feminist Standpoint Mary B. Mahowald 4 Response:Silvers on Wasserman and Mahowald; Wasserman on Silvers and Mahowald; Mahowald on Silvers and Wasserman Afterword: Disability Strategic Action and Reciprocity, Lawrence C. Becker Bibliography ◆Chapter 1 Formal Justice Anita Silvers ◇目次 Introduction: Access to Equality Disability: A Democratic Dilemma Conflict about Competence Segregation Institutionalization The Cost of Impairment Invisibility and Exclusion Devaluation Fear Marginalization What is a Disablity The Moral Model of Disability The Medical Model of Disability Marginalizing by Medicalizing Medicalizing's Horrible History The Social Model of Disability Disability Is Not Illness Disabilty as Differnece 80 (Why) Is Disablity Bad ? 85 Stipulating Badness 86 Intrinsic Badness 89 Disablity and Suffering 91 Neediness 95 (Inter)Dependence 101 Instrumental Badness 103 Political Disadvantage 106 Suppressing Talent 112 Equalizing: Repairing the Results of Bias 117 The Americans with Disablity Act 119 Equalizing Environments 126 Historical Counterfactualizing 129 Compensatory Justice 131 Equalizing: Repairing the Results of Difference 133 Allocating Equality 134 Equalizing Capabilty 136 Distributive Justice 138 Conclusion 141 ◇ 以下の引用が最初に置かれている。 「人(person)とは市民であることのできる誰かである。[…]私はここで、生涯にわたって身体的な障害―とても深刻なもので正常であることができずまた普通の意味で社会で協働してやっていく成員であることができないような障害――を有する人を脇においてくことにする。」(Rawls, "Justice as Fairness: Political Not Metaphysical," Philosophy and Public Affairs 14 (1985):233) Introduction: Access to Equality 13 Disability: A Democratic Dilemma 14 「もし平等が障害のある人に与えられる(be conferred upon)べきであるとするなら、そのその平等とは何に存するのか。」14 「民主主義的な道徳は社会の配備に由来する人工的な不平等を糾してきた。[…]それと対照的に、民主主義的な見方は、自然の不平等を一括して拒絶することはしない。」14-15 2つの問い 1:人工的なそれとも自然なものか 2:軽減したり矯正したりする義務を負わされるのか 女性、それから肌の色についても 才能や正確の違いからの自然の帰結であるように言われてきた。 「障害があることの不利益も同様に支配的な階級から異なるという理由だけのために不平等に扱われるということなのだろうか。」15 3つの戦略 1:医療的処置、リハビリテーション 2:装具 音声の出るコンピュータ、電動車椅子 3:環境を変える Conflict about Competence 17 人為的に抑えられた社会的機会を広げることによって、積極的な行為を行なうことを正義は私達に求めると私は主張する。しかし、直接に障害のある人に補償を行なうことについては注意深くありたい。どれほど賞賛に値するものであろうと、資源を気前よく(generous)分配することは、展望を曇らせている環境を変容させるものではない。偏った実践によって強いられている不利益はその実践そのものを変更することによってもっともよく対応される。17 障害者でない人は知らない。だから哲学者 より 語りから Gary Albrecht 西洋社会における 労働 不寛容 保護 Hillyer:依存するということとどう折り合いをつけていけるか 誰もHillyerの「依存」が 不適切あるいは過度な性格をもっていることを指摘してこなかった。 Segregation 「特別の」必要に対応するものとして 教育/交通 Institutionalization 26 施設化の歴史 SSDIの予算膨張 29 「障害を理由に超過的な分配をすることが正しく障害者を扱うことであるという主張には同意しない。しかし、私が拒絶するタイプの政策と過去の排除的な実践による不利な帰結を是正するために資源を依託することとを混同しないことが大切である。[…]ただ第三の政策の立場がある。それはたんに必要があるものとして構成されたのではなく真実に必要とする(needy)障害のある人へのケアに対する責任を広げることによる再分配であり、これは分けられるべきである。そしてここで正義は障害のある人にとっての正義ではなく障害者のケアの責任が不当に重い人にとっての正義である。障害者たちがいま耐えている心理的な加害を減らすことに失敗するなら、どんな平等化の提案も不適切なものだということを心に留めて置くべきである。」35 memo.この議論は承服しかねる。 Invisibility and Exclusion Devaluation 「障害者は特別に保護されるクラスとして扱われることを信じることに慣れてしまっていて、ほとんどの非障害者はHahnが記述している[…]を十分に理解しない。」40 Fear Morris:つねに障害者になる可能性を示すために恐れられる。 ここで、Young[1990:147]が引かれている。 abjection 「その老人が将来の自分自身でもあることを否定できない。[…]」Young[1990:147] しかし非障害者が最初は最初は障害者を同一視し、そしてつぎにその近似性を抑圧するというのは信用できない。」44 「車椅子に乗った人の場所で自分を表現するように求められると、(障害のない身体の人は)他の人たちの視点を想像することができない。むしろ、その人たちは自らの恐怖や自らについての夢想をその人たちに投影する。」(Young, "Asymmetrrical Reciprocity: On Moral Respect, Wonder, and Englanf Thought," Constellations 3, no.3 (1997):344 「私は車椅子に乗っている人がその感情や…フラストレーションを表わすのを聞くことができる。彼女は私が考えたことのないような彼女の位置についての見方を描くだろう。…私は車椅子の人の困難や社会的な位置についてよりよく理解するために車椅子での生活を1日送ることができる。」(Young, "Asymmetrrical Reciprocity: On Moral Respect, Wonder, and Englanf Thought," Constellations 3, no.3 (1997):355) 46 しかし、…… Marginalization 50 Michael Oliver 52 What is a Disablity 「諸文化は特定の欠損をもつ人たちに特に合っていると想像される社会的役割を創り出す。」53 日本における盲人の例 … 今日では欠損(impairment)は障害(無能力=disability)に結びつけられる。54 The Moral Model of Disability The Medical Model of Disability Marginalizing by Medicalizing Medicalizing's Horrible History The Social Model of Disability Disability Is Not Illness 76 Miller, Frank G. "Letter" The Hasting Center Report 27-5(Septermber/October 1997):5を批判 1)医療的処置を必要としてもいないしそれでよくなるわけでもない 2) Disabilty as Differnece 80 Stubbins「障害の本質は、多数派から差異化されることによる社会的・経済的な諸帰結である。」 裁判の例 (Why) Is Disablity Bad ? 85 医療モデル:個人をなおす/社会モデル:社会を変える(reshape) 前者では欠損(impairment)を否定的なものとする それでそれを有する人は deficit, incompetent, suffering, needy ということにされる。 以下でまず、障害はdefinitivelyあるいはintrinsicallyにわるいと言えるのかを検討する。 次に、… 次に… Stipulating(明記する、はっきりさせる) Badness 86 Magee, Bryan ; Milligan, Martin 1995 On Blindness, Oxford University Press *この本はおもしろそうだ。 Intrinsic Badness 89 Disablity and Suffering 91 Purdy, Laura 1996 Reproducing Persons: Issues in Feminist Bioethics, Cornell University Press 障害のために苦しむ子どもを生まれさせるべきでないと主張 「しかし、これまで見てきたように、苦しむこと、あるいは病気の他の特徴を有することは、インペアメント固有の特徴ではない。(91)さらに、あるインペアメントがいくつかの行動をできなくさせるとして、その制約はよい暮らし(well-being)にとって有害な影響を与えるとは限らない。…」 Neediness 95 障害者の生活のために資源がないことを批判する障害者運動の活動家であるAdrienne Asch と Marsha Saxton の言を引いたPurdy の、地域に資源がないことによって障害者は苦しむ(地域の資源に依存しなければならないのだから、やはり…)という主張の引用 その主張に対する反論 1)多くの障害者は他の人と同じだけの資源で、あるいはわずかに多いだけの資源で暮らすことができており、他の人たちと同様の利益を地域にもたらしている。 2)Spelman, Elizabeth 1997 Fruits of Sorrow: Framing Our Attention to Suffering, Beacon 気前よく過度の支出がなされているというという見方には慎重であるべき 3) 4) (Inter)Dependence 101 Wendell, Susan The Rejected Body* *この本はわりあい有名な本だ(と思う)。たしか 林 千章 20020120 「女(わたし)と身体――フェミニストの自己解放の拠点」 『女性学』09:084-103 ※ で言及されている。 私たちは日常生活において他者たちにとても依存しているのだから、相互依存を切り捨ててしまう(dismiss)ことは非現実的なことだ(101) しかし、ただ相互依存を評価すればよいのか。相互依存で両者の力が等しいことは稀。 Wendellの本に書かれているインペアメントの経験。他者から理解されず、状態が進行していく場合には自分自身にとっても。これがアイデンティティに影響を与え、必要以上に依存的になることに。 Instrumental Badness 103 Buchanan, Allen 1996 "Choosing Who Will Be Disabed: Genetic Intervention and the Morality of Inclusion", Social Philosophy and Policy 13-2(Summer 1996) を引用(104)し、批判 引用「[…]障害は望ましくないものである。なぜなら、障害は意義のある任務を行うのを、また価値ある社会的関係に完全に参画することを妨げるからである。ゆえに、障害は望ましくないものではない、あるいは障害のある人にとって障害は不利なものであるとは限らないと言うのは間違いである。」(p.38) 批判:環境を変えることによって… Political Disadvantage 106 Suppressing Talent 112 Equalizing: Repairing the Results of Bias 117 The Americans with Disablity Act 119 Equalizing Environments 126 Historical Counterfactualizing 129 Compensatory Justice 131 Equalizing: Repairing the Results of Difference 133 Allocating Equality 134 Equalizing Capabilty 136 Distributive Justice 138 「ほとんどの西欧諸国の文化は 全ての市民が適切な水準の資源にアクセスすることを保証することを公的責任としたのだが、障害を過度な欠乏(neediness)と同一視し、そのために例外的な配分を正当化することにより、これらのプログラムはこれまで述べてきた障害を生じさせる(disabling)ような結果を招くことになった。 それと対照的に、アメリカ合衆国は……」 "Most Western European cultures assumed a public resposibility to ensue all citizenz access level of resources, but, by identifying disability with etraordinary neediness, and thereby designating it as justifying exceptional allocations, these programs invited the disabling results described previously. In contrast, the United States ……" (p.141) Conclusion 141 「だから分配的正義の枠組みは、ケアの提供を個人的な責任から集合的な義務とすることによって、障害者よりはむしろ非障害者を平等にするのである。[…]正しく遇される人を分配の枠組みによってサービスを提供される人と取り違えることによって(144)、私たちは正式に正義に適った実践(formally just practices)を創出していくことの重要性がわからなくなってしまっている。これまで見てきたように、その結果は不要に人を衰弱させていく貧窮(neediness)の増殖なのである。 本稿を通して引用してきた障害者自身の言葉を聞いていくなら、私たちは、その人たちが、なにより、その人たちの存在(presence)を含み認める(embrace)公共圏を欲していることをみとめざるをえない。その人たちにとって、平等とは、よく秩序立てられた協働的な社会的・文化的交流に対して有能な(competent)貢献者として自らを位置させることを意味する。その人たちにとって、正義とは、まず第一に、完全な参加を認める市民権が目に見える形で提供されること(the visibility of full participatory citizenship)であり、他の人たちより必要の多い(貧窮した needing)存在としてスポットライトを当てることではないのだ。」(144-145) ■この章で言及される、日本語の文章でもときに引かれる人、文献 Michael Oliver (24,52) Gerben DeJong (25) Daniel Kevles (42) Iris Marion Young (44) Ronald Dworkin (45) Vic Finkelstein (76) Susan Wendell (78,142) Robert Scott 1969 The Making of Blind Men(訳あり)(99) Alison Jaggar 1995 Caring as a Feminist Practice of Moral Reason (101) Richard Arneson (113) Iving Zola (129) Eva Kittay (144) ■この本の中にある文章を参照している文献 ◆堀田 義太郎 20030320 「生命をめぐる政治と生命倫理学――出生前診断と選択的中絶を手がかりに」 http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/OJ2-2/hotta.htm 『医療・生命と倫理・社会』2-2(大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室) http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/OJ2-2/index.html *第2章・第3章を参照 cf.出生前診断・選択的中絶 UP:20031230 REV:1231,20040118 ◇障害学 ◇アイリス・ヤング集中講義01/29 ◇アイリス・ヤング集中講義 ◇本 TOP(http://www.arsvi.com/b1990/9800sa.htm) HOME(http://www.arsvi.com)◇ |