『ホワイト・ネイション――ネオ・ナショナリズム批判』
Hage, Ghassan 1998 White Nation: Fantasies of White Supremacy in a Multicultural Society, Pluto Press.
=20030825 保苅実・塩原良和 訳,『ホワイト・ネイション――ネオ・ナショナリズム批判』,平凡社,402p.
■Hage, Ghassan 1998 White Nation: Fantasies of White Supremacy in a Multicultural Society, Pluto Press. =20030825 保苅実・塩原良和 訳,『ホワイト・ネイション――ネオ・ナショナリズム批判』,平凡社,402p. ISBN-10: 4582452248 ISBN-13: 978-4582452242 \3990 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
「BOOK」データベースより
なぜわれわれは差別や排除をやめることができないのか?! グローバル化時代の新たなレイシズムを暴く。
「MARC」データベースより
なぜグローバル化の進展によって排外的なナショナリズムが強められるのか。オーストラリアを事例にとりながら、多文化主義政策に潜む「内なるオリエンタリズム」を暴き出す。
■目次
日本語版への序論 多文化主義と白人パラノイア
序論
第1章 邪悪な白人ナショナリスト(1)――ナショナリストが行動に出るときの手の役割について
第2章 邪悪な白人ナショナリスト(2)――「ホワイト・ネイション」の幻想
第3章 善良な白人ナショナリスト――ホワイト・ファンタジーとしての寛容な社会
第4章 ホワイト・マリチカルチャリズム――エスニックな人々を正しく使用するためのマニュアル
第5章 ホワイト・ナショナル動物学――親‐アジア的共和国という幻想
第6章 西洋世界における「アジア」と白人性の危機
第7章 多文化的〈現実〉の封じ込め――「移民論争」からホワイト・ネオファシズムまで
訳者あとがき
『ホワイト・ネイション』とそのオーストラリアにおける文脈 (テッサ・モーリス=スズキ)
非本来的国民の排除と統合――『ホワイト・ネイション』と日本の国民主義 (酒井直樹)
文献一覧
索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治