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『インフォームド・チョイス』

鎌田 實・高橋 卓志 19971210 医歯薬出版,242p.


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鎌田 實高橋 卓志 19971210 『インフォームド・チョイス――成熟した死の選択』,医歯薬出版,242p.  ISBN-10: 4263230442 ISBN-13: 978-4263230442 1800 [amazon][kinokuniya] ※ d01.

■内容(「BOOK」データベースより)
いのち、そのきわみをしる。医者と和尚の「いのち」の往復書簡。

 http://www.avis.ne.jp/~emu/syosai09.htm

■内容(「MARC」データベースより)
医者と和尚が、自らがこれまでに関わってきたいくつかの「死」を通して、自己批判を加えた上で、現代の医療や宗教情況を見据えながら、「いのち」のいとおしさや大切さを伝える往復書簡。

■目次
プロローグ
 ◇信州の山あいの小さな街から ◇うん、今日は死ぬのにとてもよい日だ
 ◇世界はお前の誕生を待っている
1 最期の旅へ
 ◇死に場所さがし ◇最期の旅へ
2 死の受容
 ◇「いのち」の出会い・師との別れ ◇終点で待っているよ ◇「家で死ぬ」ということ
 ◇壁のないホスピスをめざして ◇死の受容について ◇グリーフワーク(悲嘆の支え)
3 「死をはげます」ということ
 ◇ターミナルケアのなかの仏教 ◇「命の長さ」と「いのちの質」 ◇「死をはげます」ということ
 ◇絵と詩と ◇絵と社会と
4 死が語りかけるもの
 ◇『死の淵より』――作家高見順氏と中川宗淵老師 ◇インフォームドチョイス ◇死の言葉
5 ぼくたちが生きている時代
 ◇テクニカルスケールからヒューマンスケールへ ◇さらばスパゲッティ症候群――いのちは誰のもの
 ◇告知とウソ ◇真実を伝えたい ◇ぼくたちが生きている時代
 ◇今を生きるぼくたちの地図のない旅
エピローグ
 ◇自分の番を生きる

■引用

 ◇さらばスパゲッティ症候群――いのちは誰のもの 194-202 鎌田
 「死は、医師にとって敗北を意味していました。スパゲッティ症候群という悲しい言葉が生まれました。死に逝く患者が、たくさんの管につながれ、ダイイングメッセージ(お別れの言葉や<0195<最後の言葉を述べるチャンスも与えられないまま、無念の死を遂げていきました。医師たちは治療に夢中になりすぎて、患者のいのちを自分の持ち物のように錯覚してしまいました。悲しい歴史です。」(鎌田[1997:195-196])
 →スパゲッティ症候群


UP:20071117 REV:20080409,0818
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