『日本人のためのオフショア金融センターの知識――新・国際資産運用の衝撃』

■Nash, Richard Michael　19971128　『日本人のためのオフショア金融センターの知識――新・国際資産運用の衝撃』，ダイヤモンド社，248p.　ISBN-10: 4478260435　ISBN-13: 978-4478260432　［amazon］d／［kinokuniya］　※　t07.

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内容（「MARC」データベースより）
世界の金融機関が高利回り確保に活用するオフショア金融センターの基礎知識から実践活用法まで、国際金融のプロが書き下ろす。外為法改正など日本版ビッグバンが始まったいま、ぜひ注目すべき国際資産運用を考える。

■目次

第1章日本人にとって国際分散資産運用はなぜ重要か
第2章国際分散資産運用を成功させるための基本フィロソフィー
第3章オフショア金融センターとは?
第4章オフショア金融機関とさまざまなオフショア金融商品
第5章ポートフォリオ設計とオフショア金融商品の選択
第6章オフショア銀行口座開設のための実際知識
第7章投資プロセスとパートナーの選択
第8章ケース・スタディ
第9章新・国際資産運用時代の税金・相続対策

■引用

　はじめに
　「私が一番きらいなのは、日本の一般の人々を「くいもの」にする数多くの日本の政治家、官僚や一部の金融機関である。上級官僚の汚職事件、都市銀行の総会屋に対する資金供与、証券会社の損失補填、特殊法人の不正請求等の最近の一連の不祥事は、日本の国民を完全に馬鹿にしたものばかりである。国民が一生懸命働いて稼いだお金、子供や老後のために生活を引き締めながら貯めているお金を、いかにも国のお金のように政治家や官僚たちは使おうとしている。いろいろな悪党どもが私腹を増やした後の”ツケ”は、みな国民に税金という形で負担させようとする。」（Nash［1997:i］）

■言及

◆立岩真也編　200908　『税を直す――付：税率変更歳入試算＋格差貧困文献解説』，青土社　※

UP:20090411　REV:20090505, 0718

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