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『「がんと闘うな」論争集――患者・医者関係を見直すために』

近藤 誠 編 19971120 『「がんと闘うな」論争集――患者・医者関係を見直すために』,日本アクセル・シュプリンガー出版,273p.

last update: 20110204

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■近藤 誠 編 19971120 『「がんと闘うな」論争集――患者・医者関係を見直すために』,日本アクセル・シュプリンガー出版,273p. ISBN:4895891585 \1680+税 [amazon] ※

内容

(「BOOK」データベースより)
「がんもどき」を巡る激突対談から薬害・ホスピスを巡る共感対談まで。ついに実現した国立がんセンター名誉院長ら12人の専門医と語る。日本の医療の現実を知るために医療スタッフおよび患者・市民に必読の1冊。医学新聞「メディカルトリビューン」で大反響を巻き起こした対論9編+2編を収録。

内容(「MARC」データベースより)
がんもどきを巡る激突対談から、薬害・ホスピスを巡る共感対談まで、「がんと闘うな」の著者と12人のがん専門医との対談・鼎談11編を収録。日本の医療の現実を知るために、医療スタッフ及び患者・市民必読の一冊。

■目次

・「患者個人の問題と統計成績は別だ」?:日本の診療と欧米の標準診療を問う(国立がんセンター名誉院長 市川平三郎)
・なぜ癌診療の原則がでたらめか:日本の常識は欧米の非常識(東京大学第二外科助手 川端英孝)
・肺がん検診よりもタバコ対策を:見直しを迫られる癌集検(大阪府立成人病センター調査部長 大島明)
・”癌ならなんでも切る”は日本の悪習:放射線治療に正当な評価を(国立がんセンター東病院外来部長 池田恢、国立札幌病院放射線科医長 西尾正道)
・近藤理論は「オーバーラン」?:世界に通用しない日本の臨床医学(愛知県がんセンター内科院長 福島雅典)
・末期癌と逸見政孝さん:癌診療の現実とホスピスの役割(聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長 山崎章郎)
・もうアマチュアの医者はいらない:医者も患者も意識変革を(医真会八尾総合病院長 森功)
・医者の相互批判が欠けている:医療改革の落とし穴(八王子中央診療所長 山田真)
・二間のアパートでも看取りはできる:病院信仰批判としての在宅医療(佐藤医院在宅医療部 細野皓之)
・「認可」なければ薬害なし:なぜ薬害は繰り返されるのか(医療ビジランスセンター代表 浜六郎)
・権威主義、非科学性、営利性を排す:医療改革の過去と現在、そして未来(医学評論家・元東京大学講師 高橋晄正)
・あとがき
初出一覧


*作成:箱田 徹
UP:20110204
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