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『分裂する現実――ヴァーチャル時代の思想』
赤間 啓之(あかま・ひろゆき) 19971025 日本放送出版協会,282p.
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last update:20191220
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■赤間 啓之 19971025 『分裂する現実――ヴァーチャル時代の思想』,日本放送出版協会,282p. ISBN-10:4140018097 ISBN-13:978-4140018095 欠品
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■内容
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「BOOK」データベースより
オウム真理教事件、神戸小学生連続殺人事件…リアルとヴァーチャルの混同の果てに生じたと言われる、これら今日のカタストロフィの背後では、現実から遊離した宗教的・呪術的な言葉が、自律的な価値をもって暴走していたことに著者は着目する。なぜ、言葉と現実の関係が転倒するのか?その転倒をめぐって、何らかの歴史的規則性は想定可能か?さまざまな言語論の比較検討に加え、思想、文学、歴史、精神医学など、多様な「知」の集積を通し、現代社会の深層に切り込む意欲作。
「MARC」データベースより
オウム真理教事件、神戸小学生連続殺人事件等人はなぜ現実感を喪失するのか。呪術的な言葉が自律的な価値をもつのはなぜか。思想、文学、歴史、精神医学など多様な知の集積を通し現代社会の深層に切り込む。
■目次
序論 ヴァーチャル・リアリティの世紀末的展開
第1部 自律する言葉、分裂する現実(固有名の怪物化;現実的恣意性とは何か;虚構の果て)
第2部 ヴァーチャル時代の思想 今日のストイシズム(コペルニクス的再転回;言語の却火;大火(エクピュローシス))
おわりに 「現実の分裂」を超えて ニュー・ストイシズム宣言
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
今井 浩登
UP:20191220 REV:
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哲学/政治哲学(political philosophy)/倫理学
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