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『女医が乳がんになったとき 』

小倉 恒子 19970930 創樹社,231p.

last update:20101119

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■小倉 恒子 19970930 『女医が乳がんになったとき 』 創樹社,212p. ISBN-10:4794305230 [amazon][kinokuniya] ※ c09

■内容

内容(「BOOK」データベースより)
「なぜ私が!?」と嘆いた、34歳の若さでの発病。左乳房切除手術、つらい化学治療とリハビリ、転移と再発への恐怖、そして突然の離婚…。しかし、同病の友との出会いやボランティア活動などで、弱気だった心に明るい光が射してくる。すべての女性、乳がん患者にかぎらず、重い病気で心まで痛める人に捧げる、感動の物語。

内容(「MARC」データベースより)
ある夏の晩、うたた寝から目覚めた「私」は、左の乳房から出血している事に気づいた。乳がん? 不吉な予感が頭を占めた…。手術、離婚、子育て、再発の不安を乗り越えて生きる女医の手記。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

■目次

第1章 私の乳がん騒動
「やられた!」
とまらない血性乳汁
私を育んだ家族の姿
祖母のしこり
試験切除の結果は「良?」
「決定」の結果を電話で受けたとき
お母さんはちょっと出掛けてきます
乳房が一つになるということ
第2章 術後の不安に苦しみながらも
自分が小さく見えます
化学療法はこんなに辛い
家には帰ったけれど
闘病記の女優ジル・アイアランド
アメリカから送られてきた人工乳房
乳がん体験者「あけのぼの会」との出合い
入院の乳がん患者へ訪問ボランティア
「あけぼのヤング」の温泉旅行
乳がん体験はスリル満点なジェットコースター!?
第3章 乳がん患者は盛んにアタックする
"発想の転換"を教えられる
やっぱり医者に戻ろう
がんも同じこと、「病は気から」
映画に出演した私の乳房
楽しく、リハビリダンス
ハンディは決してハンディではない
イメージ・トレーニングで幸せ気分
第4章 がん患者を救えるのは誰か
白ゆりの女(ひと)との、出逢いと別れ
がん患者を支える家族の姿勢
患者にとって医者は「手当て」する者
インフォームド・コンセントが進む方向
がんの告知に思う
私の腫瘍マーカーがどんどん上がる
またリンパ節が腫れてきた
余命告知と日本人の心
再び、がんの告知に思う
第5章 再び、生きる、生き続ける
乳がんを転機に人生をつかむ
私たちの離婚
子供達に助けられて
離婚の根は違うところに潜んでいた
青春自体の彼との再会
すべての答えが書かれてあった手紙
第6章 乳がんと闘い、共存する幸せ
確実に増えている乳がん。でも私がなぜ!?
大切なのは手術後の生活
乳房を、残す残さない"女の選択"
「がんもどき理論」はやはり間違い!
未来の乳がん検診は学校教育で
がんにならない幸せと、がんになった幸せ
今、このときを最高に生きよう
あとがき

■書評・紹介

■言及



*作成:箱田 徹
UP:20101119
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