『岩波講座　文化人類学〈第9巻〉儀礼とパフォーマンス』

青木保　19970828　岩波書店，314p.

last update:20151118

■青木保　19970828　『岩波講座　文化人類学〈第9巻〉儀礼とパフォーマンス』，岩波書店，314p.　ISBN-10:4000107496　ISBN-13:978-4000107495　欠品　[amazon]／[kinokuniya] ※

■内容

現代世界では、異文化間の相互理解と協調が求められている。また「人間」という基本的概念もゆらぎはじめ、「文化」をどのようにとらえるかという問題は、政治経済や科学技術の発展にとっても緊急の課題である．文化人類学はそのための基礎科学として重要な役割をになっており、この現代社会の要請と学際的課題に応えるべく、本講座は企画された。

■目次

第1部　儀礼とサイクル
　テクノロジー社会の病院出産――現代の通過儀礼……松岡悦子
　病と儀礼――病院の探検……武井秀夫
　死にゆくものへの儀礼……内堀基光

第2部　儀礼と演劇
　憑依と楽屋――情報論による演劇モデル批判……真島一郎
「幕」と「場面」についての試論……船曳建夫

第3部　儀礼と国家
　伝統の政治学――インド・オリッサでの武術競技会による国民文化の創造の試みとその波紋……田辺明生
　儀礼と国家――インドネシア独立５０周年記念事業から……山下普司

第4部　儀礼の位相
　承認と解釈――プラクティスとしての儀礼と社会のかかわり……杉島敬志
　言説と実践のはざまにあらわれる身体をめぐって――ジェンダー、ダンス、身体化にかかわる儀礼の考察から……宮坂敬造

■引用

■書評・紹介

■言及

＊作成：奥坊由起子

UP:20151118　REV:

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『岩波講座 文化人類学〈第9巻〉儀礼とパフォーマンス』

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『岩波講座　文化人類学〈第9巻〉儀礼とパフォーマンス』