『アダルトチルドレンと少女漫画――人並みにやってこれた女の子達へ』
荷宮 和子 19970715 広済堂出版,222p.
■荷宮 和子 19970715 『アダルトチルドレンと少女漫画――人並みにやってこれた女の子達へ』,広済堂出版,222p. ISBN-10:433150588X ISBN-13:978-4331505885 \1680 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
「BOOK」データベースより
子供時代に受けた心の傷を癒すアダルトチルドレンのための少女漫画ガイド。
「MARC」データベースより
肉体的にだけでなく、精神的に虐待された場合であっても、人はアダルトチルドレンとなってしまう。人並みにやってこれた女の子たちのための、子供時代に受けた心の傷を癒す少女漫画ガイド。
■目次
はじめに
第1部 現実を見つめて
第1章 女の子・元女の子にとっての現実
なぜ少女漫画なのか
少女の悩み
押しつけられた親密性競争
「仲良し」だから一緒にいる
「一人でいられないから」一緒にいる
「女の子であること」の不快
「女であること」の不快
「恋する」ことと「自立する」こと
「癒し」のためのおとめちっく漫画
答えは見えないけれども
「ホームシック」を感じるかどうか
第2章 母親を取り巻く現実
子育てという施し
「男親」と「女親」
男が描く「女親」
出来すぎた母親像
萩尾望都の母親像の変化
「子育て」という恐怖
「子供はかわいい」のか
「妊娠」への嫌悪
「家族」=「苦痛」
子育ての回避
第3章 「性別」にかかわる現実
女にとっての「常識的なふるまい」
育て方のダブルスタンダード
母親に求められる役割
「女の子」の現実に目をつぶる男たち
「女をだまさない」という解決策
第4章 「性」にかかわる現実
セックスを語る少女漫画
オーギュトグレッグの差異
子供は無力
女に癒しを与える作家
理性と本音
第2部 アダルトチルドレンの発見
第1章 家族という名の苦痛
割り切った子供達
アダルトチルドレンってどんな人
母性の肯定
「なだめ役」の少女達
少女の行動を裏打ちする恐怖感
人並みにふるまうこと
女にとっての救いと救いのなさ
不登校しない理由
第2章 アダルトチルドレンの親子関係
親子の亀裂
子供の憂鬱
子供の居場所
気兼ねする子供
現実とフィクション
今風の子供
気を使う子供
母親の居場所
「こどちゃ」に見える希望
第3章 アダルトチルドレンの人間関係
自立と依存
男との距離
「供依存」とは
「供依存」という語句の危険
「支配する」快感
誰かに必要とされる幸せ
「過剰共感」とは何か
第3部 癒されるために
第1章 癒されたいなら
おたくになろう
世界はあなたを
摂食障害の真実
ホームシックがわからない
子供時代の獲得
「年を取る」ということ
「おばさんになる」ということ
おしゃれをしよう
第2章 女と男の理想郷
フェアな愛とは
湖北高校は理想郷
おたく男への嫌悪
家族よりも個人
男と一緒に
「愛の強さ」と「後ろめたさ」
女と男の理想郷
エヴァンゲリオンの罪
あとがき
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:三野 宏治