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『ホスピス 最期の輝きのために――Choice is yours 』

内藤 いづみ・鎌田 實・高橋 卓志 19970606 オフィス・エム, 277p.


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内藤 いづみ鎌田 實高橋 卓志 19970606 『ホスピス 最期の輝きのために――Choice is yours』,オフィス・エム, 277p. ISBN-10: 4900918091 ISBN-13: 978-4900918092 1600 [amazon] ※ d01.t02.

■出版社/著者からの内容紹介
告知は誰のものか、すべての痛みからの解放は可能か……。果たして、私たちは安らかな死を迎えることができるのか……。在宅ホスピス医・地域医療者・宗教者による、「私自身の死」をめぐる語り下ろしホスピスマインド。

■内容(「MARC」データベースより)
告知から選択へ…。告知は誰のものか。すべての痛みからの解放は可能か。納得して選んだ「私自身の死」をめぐるホスピスマインドを語る。

■出版社からのコメント
もはや「がん」は人ごとではありません。「自分の死を考えるきっかけになった」など、多くの反響をいただいているロングセラーです。

■目次
プロローグ 「いのち」によりそって――内藤いづみ
STAGE 1 ホスピスは夢の場所か
    1 先進国イギリスにみるホスピス事情
    2 在宅緩和ケアを可能にするもの
STAGE 2 行き場のない患者たち
    1 医療の縦割り構造が生み出すもの
    2 医療の主役は誰なのか
    3 ガンで死ぬとはどういうことか
STAGE 3 無知であることの恐怖〈告知をめぐって〉
    1 越えられない告知の壁
    2 上手な告知、下手な告知
    3 〈告知〉から〈インフォームド・チョイス〉へ
STAGE 4 身体の痛みと心の痛み〈緩和ケアをめぐって〉
    1 誤解されているモルヒネ
    2 ホスピスはすべての痛みを緩和する
    3 死に別れるということ
STAGE 5 豊かな生と豊かな死
    1 ホスピスは終末期医療を変えられるか
    2 死の〈準備〉教育=デス・エデュケーション
    3 近代化とその反動としての医療
    4 宗教はそのときなにができるのか
    5 〈リビングウィル〉と個の確立生きてきたように死んでいく/ホスピスは創造していくもの
エピローグ 地域医療がホスピスを目指すとき――鎌田實



 延命治療「明らかに希望のない末期患者に対して、その生命を維持することだけを目的に行われる医療。生命維持装置による延命はその極端な例。」([43])
 237-238に日本尊厳死協会が提唱するリビング・ウィルの文面が引用されている。


UP:20071117 REV:20080409
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