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『介護保険の知識』

渡辺 俊介 19970512 『介護保険の知識』,日本経済新聞社,日経新書,177p.


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渡辺 俊介 19970512 『介護保険の知識』,日本経済新聞社,日経新書,177p. ISBN-10: 4532107490 ISBN-13: 978-4532107499 872 [amazon][kinokuniya] ※ b a06
 http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=10749

■【内容(「BOOK」データベースより)】
急速に高齢化、核家族化が進む中、介護の体制づくりが不可欠であることを指摘。高齢社会を支えると期待される公的介護保険の仕組みをわかりやすく説明。保険料徴収の方法、介護認定の公平性、マンパワー不足など、懸念される点も解説。デンマーク、ドイツ、広島県御調町など介護に取り組んだ先進地域の例を紹介。

以下はhttp://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=10749を参照。

【著者紹介】
渡辺俊介
1944年 生まれ。
東京大学文学部卒業後
1970年に日本経済新聞社入社。
政治部、経済部記者などを経て、
1988年より論説委員。
現在:日本経済新聞社論説委員兼経済部編集委員

<主な著書>
『年金と社会保障の話』(新潮社)
『あなたの年金』(日本経済新聞社)
『年金危機』(日本経済新聞社)
『企業年金時代』(日本経済新聞社)
『年金改革』(日本経済新聞社)
『サラリーマンのための年金早わかりガイド』(日本経済新聞社)

いよいよ実現に向け動き出す公的介護保険制度。給付と負担の仕組み、市町村など行政の問題、介護・医療の現場、海外・国内の先進事例など、一般読者にも分かりやすく、その仕組みと意義、問題点を解説する。

■目次

第1章 介護保険とは何か
 1 なぜ介護保険は必要か
  1 国によって異なる社会保険制度
  2 年金と医療が中心の日本
  3 高齢社会となった日本
  4 重くなる介護の負担
  5 「社会的入院」の問題
  6 老人福祉が必要な時代に

 2 介護保険導入までの経緯
  1 老人福祉の充実を謳った「21世紀福祉ビジョン」
  2 消費税導入を契機とした「ゴールドプラン」
  3 地域の声を反映した「新ゴールドプラン」

 3 新介護システムを形づくる四つのポイント
  1 高齢者自身による選択
  2 介護サービスの一元化
  3 ケアマネジメントの確立
  4 社会保険方式の導入

 4 難航する実現への道
  1 保険料の徴収方法の問題
  2 現金支給を認めるか
  3 法案提出を急いだ厚生省
  4 保険料を低く抑えたい思惑
  5 市町村がサービス提供の担い手に
  6 市町村からの激しい反発
  7 再度仕切り直しに

第2章 介護保険 負担の仕組み
 1 介護費用はいくら必要か
  1 目標によって異なる費用
  2 基盤整備費用とサービス提供費用

 2 基盤整備のため作成されたゴールドプラン
  1 マンパワーの整備目標
  2 施設の整備目標
  3 全国を一万か所の地域単位に

 3 上方修正された新ゴールドプラン
  1 ゴールドプランの不十分だった点
  2 各市町村の実態把握へ
  3 マンパワー、施設とも目標を上方修正
  4 どこまで介護を充実させるか

 4 保険料負担はどう決まるか
  1 2000年度で四兆二千億円が必要に
  2 一人当たりで年間二千九百円余りに
  3 人により納める金額は異なる
  4 健保の保険料を合わせて徴収
  5 健保の負担は減る見込み
  6 国民健保加入者の場合
  7 公費による費用負担
  8 保険料滞納への対策

第3章 介護保険 受給の仕組み
 1 介護認定の仕組み
  1 まず必要な介護認定
  2 要介護度の認定

 2 在宅介護のケアプランの作成
  1 要介護度とサービス費用の限度額
  2 症状に合わせメニューを選択
  3 ケアチームによるケアプランの検討
  4 サービス提供機関の紹介も
  5 定期的に見直し

 3 施設での介護の仕組み
  1 三種類の施設
  2 措置制度を廃止
  3 どの施設に入るのか、選択は自由に
  4 施設での費用の限度額

第4章 先例に学ぶ
 1 介護先進国デンマーク
  1 市(コミューン)単位で独自の介護
  2 在宅介護中心でマンパワーも充実
  3 施設介護はプライエムが中心
  4 医療と介護との連携

 2 グラッドサックス市のケース
  1 施設か在宅か本人の意思を尊重
  2 施設介護で必要となる費用
  3 在宅介護のケース
  4 高負担に社会的合意
  5 医療費の節約も目的
  6 介護の充実で医療費を削減

 3 介護保険を始めたドイツ
  1 95年にスタート
  2 改革の背景
  3 保険料方式を選択
  4 制度の仕組み
  5 サービス提供の仕組み
  6 明らかになった問題点

 4 日本の介護先進地域・御調町
  1 典型的な過疎、高齢化の町
  2 介護力不足が寝たきりを生む実態
  3 「医療の出前」と「患者の自宅改造」を実行
  4 人間関係の壁
  5 たて割り行政の弊害
  6 医療、保健、福祉を連携
  7 施設の総合化のメリット
  8 地域の開業医との連携
  9 福祉バンク制度
  10 きめ細かく総合的なケアを実現
  11 福祉の理想郷

第5章 介護保険の問題点
 1 介護保険料にまつわる問題
  1 「天引き」以外の人の滞納
  2 “掛け捨て”保険の性格
  3 保険料引き上げの悪循環
  4 市町村による補てん必要に?
  5 滞納者の介護をどうするか
  6 「保険料あって介護なし」になる恐れ
  7 介護先進地域の懸念

 2 介護費用の調達は税にすべきか保険にすべきか
  1 保険の原理になじまず
  2 保険料方式のメリット、デメリット
  3 税方式のメリット、デメリット
  4 不十分だった国民的合意づくり

 3 介護認定に関する問題
  1 市町村によるばらつきの不公平
  2 財政の圧迫にも

 4 介護基盤は整えられるか
  1 マンパワーは足りるのか
  2 人材の養成と確保が課題に
  3 施設の充実も課題

 5 ケアプラン、ケアマネジメントの問題
  1 利用者の声をどれだけ反映できるか
  2 民間サービスの活用が必要
  3 市町村の連携が必要に

 6 十分な介護体制の実現のために
  1 ネックになるのは何か早急に洗い出しを
  2 ‘やる気’が最も大切


UP:20061231 REV:
渡辺 俊介  ◇介助・介護  ◇老い  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
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