http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=10749">を参照。
【著者紹介】
渡辺俊介
1944年 生まれ。
東京大学文学部卒業後
1970年に日本経済新聞社入社。
政治部、経済部記者などを経て、
1988年より論説委員。
現在:日本経済新聞社論説委員兼経済部編集委員
<主な著書>
『年金と社会保障の話』(新潮社)
『あなたの年金』(日本経済新聞社)
『年金危機』(日本経済新聞社)
『企業年金時代』(日本経済新聞社)
『年金改革』(日本経済新聞社)
『サラリーマンのための年金早わかりガイド』(日本経済新聞社)
いよいよ実現に向け動き出す公的介護保険制度。給付と負担の仕組み、市町村など行政の問題、介護・医療の現場、海外・国内の先進事例など、一般読者にも分かりやすく、その仕組みと意義、問題点を解説する。
■目次
第1章 介護保険とは何か
1 なぜ介護保険は必要か
1 国によって異なる社会保険制度
2 年金と医療が中心の日本
3 高齢社会となった日本
4 重くなる介護の負担
5 「社会的入院」の問題
6 老人福祉が必要な時代に
2 介護保険導入までの経緯
1 老人福祉の充実を謳った「21世紀福祉ビジョン」
2 消費税導入を契機とした「ゴールドプラン」
3 地域の声を反映した「新ゴールドプラン」
3 新介護システムを形づくる四つのポイント
1 高齢者自身による選択
2 介護サービスの一元化
3 ケアマネジメントの確立
4 社会保険方式の導入
4 難航する実現への道
1 保険料の徴収方法の問題
2 現金支給を認めるか
3 法案提出を急いだ厚生省
4 保険料を低く抑えたい思惑
5 市町村がサービス提供の担い手に
6 市町村からの激しい反発
7 再度仕切り直しに
第2章 介護保険 負担の仕組み
1 介護費用はいくら必要か
1 目標によって異なる費用
2 基盤整備費用とサービス提供費用
2 基盤整備のため作成されたゴールドプラン
1 マンパワーの整備目標
2 施設の整備目標
3 全国を一万か所の地域単位に
3 上方修正された新ゴールドプラン
1 ゴールドプランの不十分だった点
2 各市町村の実態把握へ
3 マンパワー、施設とも目標を上方修正
4 どこまで介護を充実させるか
4 保険料負担はどう決まるか
1 2000年度で四兆二千億円が必要に
2 一人当たりで年間二千九百円余りに
3 人により納める金額は異なる
4 健保の保険料を合わせて徴収
5 健保の負担は減る見込み
6 国民健保加入者の場合
7 公費による費用負担
8 保険料滞納への対策
第3章 介護保険 受給の仕組み
1 介護認定の仕組み
1 まず必要な介護認定
2 要介護度の認定
2 在宅介護のケアプランの作成
1 要介護度とサービス費用の限度額
2 症状に合わせメニューを選択
3 ケアチームによるケアプランの検討
4 サービス提供機関の紹介も
5 定期的に見直し
3 施設での介護の仕組み
1 三種類の施設
2 措置制度を廃止
3 どの施設に入るのか、選択は自由に
4 施設での費用の限度額
第4章 先例に学ぶ
1 介護先進国デンマーク
1 市(コミューン)単位で独自の介護
2 在宅介護中心でマンパワーも充実
3 施設介護はプライエムが中心
4 医療と介護との連携
2 グラッドサックス市のケース
1 施設か在宅か本人の意思を尊重
2 施設介護で必要となる費用
3 在宅介護のケース
4 高負担に社会的合意
5 医療費の節約も目的
6 介護の充実で医療費を削減
3 介護保険を始めたドイツ
1 95年にスタート
2 改革の背景
3 保険料方式を選択
4 制度の仕組み
5 サービス提供の仕組み
6 明らかになった問題点
4 日本の介護先進地域・御調町
1 典型的な過疎、高齢化の町
2 介護力不足が寝たきりを生む実態
3 「医療の出前」と「患者の自宅改造」を実行
4 人間関係の壁
5 たて割り行政の弊害
6 医療、保健、福祉を連携
7 施設の総合化のメリット
8 地域の開業医との連携
9 福祉バンク制度
10 きめ細かく総合的なケアを実現
11 福祉の理想郷
第5章 介護保険の問題点
1 介護保険料にまつわる問題
1 「天引き」以外の人の滞納
2 “掛け捨て”保険の性格
3 保険料引き上げの悪循環
4 市町村による補てん必要に?
5 滞納者の介護をどうするか
6 「保険料あって介護なし」になる恐れ
7 介護先進地域の懸念
2 介護費用の調達は税にすべきか保険にすべきか
1 保険の原理になじまず
2 保険料方式のメリット、デメリット
3 税方式のメリット、デメリット
4 不十分だった国民的合意づくり
3 介護認定に関する問題
1 市町村によるばらつきの不公平
2 財政の圧迫にも
4 介護基盤は整えられるか
1 マンパワーは足りるのか
2 人材の養成と確保が課題に
3 施設の充実も課題
5 ケアプラン、ケアマネジメントの問題
1 利用者の声をどれだけ反映できるか
2 民間サービスの活用が必要
3 市町村の連携が必要に
6 十分な介護体制の実現のために
1 ネックになるのは何か早急に洗い出しを
2 ‘やる気’が最も大切
UP:20061231 REV:
◇渡辺 俊介
◇介助・介護
◇老い
◇身体×世界:関連書籍
◇BOOK
TOP HOME(http://www.arsvi.com)◇