『そこが知りたい 公的介護保険――老後はどのように変わるのか』
斎藤 義彦 19970415 ミネルヴァ書房,302p.
■斎藤 義彦 19970415 『そこが知りたい 公的介護保険――老後はどのように変わるのか』,ミネルヴァ書房,302p. ISBN-10: 4623027279 ISBN-13: 978-4623027279 2400+ [amazon]/[kinokuniya] ※+[広田氏蔵書] a02.
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変わる?変わらない?日本の介護。新聞記者がみたドイツの現在、日本の将来。
内容(「MARC」データベースより)
今、岐路に立つわが国の介護保険のあり方。日本の介護は変わる? 変わらない? 「人権の国」ドイツの現在の福祉制度を概観したうえで、日本が将来、真の福祉国家への転換に成功するための道を探る。〈ソフトカバー〉
■目次
序章 岐路に立つ介護保険
1章 破たん寸前、ドイツの介護保険
2章 介護保険を支えるドイツの福祉
3章 介護保険のパートナー―世話人制度
4章 介護棄民―棄てられた老人たち
5章 介護保険は家族を救えるか
6章 福祉社会への転換を
■引用
「当事者の障害者の適用に難色を示す人の方が多かったというのが実情だ。それは現在一部で行われている障害者の公的介護保障に比べ、公的介護保険の給付が質量ともにあまりにも低いレベルだったからだ。」(斎藤[97:224-225])
■言及
「☆04 このことが記されている書籍は少ない。ただ斎藤義彦の著作には「当事者の障害者の適用に難色を示す人の方が多かったというのが実情だ。それは現在一部で行われている障害者の公的介護保障<0224<に比べ、公的介護保険の給付が質量ともにあまりにも低いレベルだったからだ。」(斎藤[97:224-225] )とし、自立生活センター・立川を高橋修とと始めた野口俊彦に取材しその生活・発言を記している――ちなみにこの時点で高橋修は介護保険への統合賛成派として紹介されている。」