『アジア、老いの文化史――青春との比較において』
追手門学院大学東洋文化研究会編 19971220 新泉社,272p.
last update:20101006
■追手門学院大学東洋文化研究会編 19971220 『アジア、老いの文化史――青春との比較において』,新泉社,272p. ISBN-10:4787797042 ISBN-13:978-4787797049 \2520 [amazon]/[kinokuniya]※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
時代と「老い」、社会と「老い」の関係をさぐる。古代から現代にいたる歴史の中で、「老い」はどう理解され、どのような姿を見せてきたのだろうか。アジア、なかでも中国と日本を中心に12の事象から迫る。
内容(「MARC」データベースより)
古代から現代にいたる歴史の中で、老いはどう理解され、どのような姿を見せてきたのだろうか。アジア、特に中国と日本を中心に、時代と老い、社会と老いとの関係をさぐった論文集。
■目次
1 古代における「老い」の諸相(三つの人生観―儒家・道家・神仙
切り捨てられた「老い」―『万葉集』のなかの家族
行基の軌跡―四十九院建立の道筋を追う)
2 中世の芸能にみる「老い」(「下男」の老年―中国古典演劇の人間模様
楽天的無常観の世界―日本中世文学の系譜から
「やまとごころ」と「時分の花」―ライフ・サイクルの日本的美学 ほか)
3 近代、「老い」と「若さ」の対抗(侯孝賢映画のなかの老人と若者―家族のなかの位置
平塚らいてうの青春と老い―父親・国家との対抗と融和
鶴見俊輔の青春のかたち―トラウマと再生 ほか)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:竹川 慎吾