HOME > BOOK >

『現代世界の差別構造』(講座差別の社会学 3)

栗原 彬編 19970228 弘文堂,348p.


このHP経由で購入すると寄付されます
表紙写真から注文していただいても同じです。

『現代世界の差別構造』(講座差別の社会学・3)

栗原 彬 編 19970228 『現代世界の差別構造』(講座差別の社会学 3),弘文堂,348p. ISBN-10: 4335501536 ISBN-13: 978-4335501531  \3,675  [amazon] [kinokuniya] ※d04

■内容
人間と社会構造の変容のゆくえが問われているいま、差別と共生という視角から現代社会の読解に取り組むシリーズ。

■目次

世界の受苦と差別の構造―栗原彬

アジアという差別―上田信
 *地球と地域の対流
 一 言説としてのアジア
 二 脱オリエンタリズム
 三 ハイブリッドから対流へ

「アジア」という差異化/差別化―彌永信美

韓国の反日主義について―鄭大均
 一 反日主義とは何か
 二 文化的優越意識
 三 文化相対主義
 四 国際連帯

韓国における労働者文化の形成―姜明求
 *階級的条件の洞察と編入
 一 はじめに
 二 談論による労働者の階級分化の事例分析―文化に作用するイデオロギー
 三 結論

欲望という名の地図―勝俣誠
 *アパルトヘイトから癒しへの道
 一 はじめに
 二 差別の源流と制度化
 三 欲望の地図
 四 全人種選挙の理念
 五 「まずまともな家を」
 六 むすびにかえて―癒しの基本条件

差別からのドロップ・イン―白杵陽
 *イスラエルのモロッコ系ユダヤ人
 一 イスラーム世界からイスラエルのユダヤ人移民
 二 シオニズム・イデオロギーにおける「東洋」あるいは「都市」
 三 暴動から反差別運動へ
 四 差別からのドロップ・イン―むすびに代えて

聖書における差別と共生―荒井献
 *「よきサマリア人の譬」によせて
 一 はじめに
 二 「譬」解放の視座
 三 ルカの視点
 四 ルカの初読者
 五 おわりに

自由と排除―福井憲彦
 *西欧近代社会と差別
 一 自由・平等と差別化
 二 文明と優越意識
 三 領域国家の排他性

再帰的近代化と差別構造の変容―坪郷 實
 *ドイツの場合
 一 再帰的近代化という視点
 二 豊かな社会の中の「新しい貧困」
 三 社会構造論と差別構造の変容
 四 新しい市民社会へ

日本とドイツの労働移住政策比較―金子マーティン
 *戦前から現在まで
 一 問題点の整理
 二 出稼ぎ移民の送り出し国であったドイツと日本
 三 戦時中の強制労働
 四 経済成長を支えた外国人労働者

フランスの人種差別(ラシズム)―杉山光信
 一 問題としての「郊外団地」
 二 経済成長と外国人労働者
 三 機能しなくなった同化メカニズム
 四 文化的差異という虚構

フランスのマグレブ系移民とその娘たち―伊藤るり
 *二つの文化にまたがる複合差別とアイデンティティ構築
 一 はじめに
 二 二つの文化にまたがる差別の複合性
 三 スカーフ着用の多義性に見るアイデンティティ構築の諸実践
 四 まとめ

PC運動―澤田昭夫
 *反差別と逆差別のはざまで
 一 PC(Political Correctness)ということば
 二 PC運動の起源と発展
 三 同化の坩堝から多文化主義へ
 四 積極措置による機械の平等から結果の平等へ
 五 カリキュラム規範(Canon)論争―Western Civ.からCIVsへ
 六 多文化主義から単一文化主義を経て反文化へ、言葉(狩り)浄化から思想浄化へ
 七 権力闘争としてのPC運動
 八 PCによる学問の政治化
 九 文化闘争/革命(Culture war/revolution)としてのPC運動
 一〇 新左翼運動としてのPC
 一一 PC運動と自由への脅威
 一二 PC運動のバランスシート―多文化主義と真理の問題

冷戦後国際社会の差別の構造―高柳先男
 *「新世界<無>秩序」の言説における排除の論理
 一 冷戦の終焉と「新世界<無>秩序」の言説
 二 「新世界<無>秩序」の言説
 三 「文明の衝突」の言説
 四 「敵」としてのイスラム、その排除の心理と論理
 五 言説と現実の乖離、ならびに言説の隠れた意味―むすびにかえて

スティグマを生みだすコミュニケーション―山本理奈
 一 はじめに
 二 政治文化
 三 ダブル・バインド
 四 スティグマ
 五 エピローグ

エイズと差別―大井玄
 *その文化差
 一 エイズと差別の三型
 二 タイと日本のエイズ差別
 三 アメリカのエイズ差別―暴力に彩られて
 四 文化と認識・感情
 五 まとめ

帝国と人種―渡辺公三
 *植民地支配のなかの人類学的知
 一 はじめに
 二 転回点としての一九二〇年
 三 パリ人類学会の構想
 四 帝国の周縁から
 五 「黒い力」
 六 おわりに

カースト社会に生きる―田中雅一
 一 文化の記述から個人の記述へ
 二 ヴァルナ、ジャーティー、カースト
 三 カーストを理解する試み
 四 ムリの世界


■引用

■書評・紹介

■言及



*作成:
UP: 20071021 REV: 071028, 071029, 20090731 影浦 順子
差別 discrimination  ◇身体×世界:関連書籍  ◇BOOK
 
TOP HOME(http://www.arsvi.com)