『テロリズムと報道』
現代ジャーナリズムを考える会 19961210 現代書館,210p.
last update:20110305
■現代ジャーナリズムを考える会 19961210 『テロリズムと報道』,現代書館,210p. ISBN-10:4768467059 ISBN-13:978-4768467053 \2100 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
今、世界はテロリストとメディアの対決の時代に入った。テロが日常化していない日本で、人々の生命を守るための報道と捜査のあり方を提言する。
内容(「MARC」データベースより)
オウム事件以来、刑事司法やメディアの在り方が問われている。この種の重大なテロに直面して何をどう取材・報道するか、また何者からも独立して真実に迫ることがいかに困難か。TBSや誤報を出した記者の反省も交えて考える。
■目次
はしがき
第一部 究明―テレビ報道の理念を鍛える
オウム・テレビ・TBS問題
テレビの現場から見たTBS問題
番組視聴と放送現場
視聴率主義を考える―一つの背景として
TBS問題と放送倫理―テレビへの国家規制を中心に
《資料》TBSに対する郵政省の措置
第二部 検証―報道・捜査・裁判の課題を探る
人命かそれともジャーナリズムの自由か
《資料・ユナボマー論文(抜粋)》産業社会とその将来
「誤報」という病理を生む生理―松本サリン事件の教訓
メディアとオウム―事件の経過と双方の「距離」の変化
取材・報道の現場で
オウム真理教事件捜査への批判
破防法・オウム・メディア
テロリズム・市民社会・メディア
オウム事件と弁護士の役割
第三部 闘論―メディア改革の課題と展望
オウム事件は何を投げかけたのか―松本サリン事件と坂本弁護士事件
テレビの何をどう考えていくべきか
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志