『いのち――8人の医師との対話』
柳田 邦男 19961030 講談社,284p.
last update: 20101122
■柳田 邦男 19961030 『いのち――8人の医師との対話』,講談社,284p. ISBN-10: 406208158X ISBN-13: 978-4062081580 \1785 [amazon]/[kinokuniya] ※ a02m t02
■内容
・「BOOK」データベースより
医療者には専門家としての歩みがあり,患者にも人生の文脈がある.医療とはその交差点で創る作品ではないのか.「治す」ことに懸命な現代医学が視野の外に追いやりがちな「精神的いのち」を尊重する終末期医療は不可能なのか――患者の立場に立つ医療,人間性復権を考える医師たちと「あたたかい死」を追求する.
■目次
はじめに 1
I あたたかい死へ 11
子供に天国について話す時――細谷亮太 23
ガンを暗いものでなくするために――山崎章郎 55
生き方と豊かなる死――日野原重明 83
死にゆく人に視点を移して――河野博臣 113
II 人間の復権へ 135
人生を視野に入れた闘病支援――上田敏 141
ガンを体験した医師の眼――市川平三カ 167
インフォームド・コンセントを考える――高久史麿 187
患者中心の発想法――河野博臣 205
III 人生の完成へ 227
家で死ぬことの意味――川越厚 233
豊かな「生と死」へのセンター構想――河野博臣 251
「二人称の死」を視野に――川越厚 273
初出一覧 284
■引用
■書評・紹介
■言及