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『現代社会の理論――情報化・消費化社会の現在と未来』
見田 宗介 19961021 岩波書店,188p.
last update:20120907
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見田 宗介
19961021 『現代社会の理論――情報化・消費化社会の現在と未来』,岩波書店,188p. ISBN-10: 4004304652 \700+税
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■内容
「ゆたかな社会」のダイナミズムと魅力の根拠とは何か。同時に、この社会の現在ある形が生み出す、環境と資源の限界、 「世界の半分」の貧困といった課題をどう克服するか。現代社会の「光」と「闇」を、一貫した理論の展開で把握しながら、 情報と消費の概念の透徹を通して、“自由な社会”の可能性を開く。社会学最新の基本書。
■目次
一 情報化/消費化社会の展開――自立システムの形成
1 新しい蜜蜂の寓話――管理のシステム/消費のシステム
2 デザインと広告とモード――情報化としての消費化
3 欲望の空虚な形式――または、欲望のデカルト空間
4 資本主義の像の転換――純粋資本主義、としての〈情報化/消費化社会〉
5 誘惑されてあることの恍惚と不安――システムの環としての幸福/幸福の環としてのシステム
6 システムと外部
二 環境の臨界/資源の臨界――現代社会の「限界問題」I
1 『沈黙の春』
2 水俣
3 環境
4 資源
5 「ブームタウン」。自立システムの限界
三 南の貧困/北の貧困――現代社会の「限界問題」II
1 限界の転移。遠隔化/不可視化の機制
2 「豊かな社会」がつくりだす飢え
3 「人口問題」の構造
4 貧困というコンセプト。二重の剥奪
5 「北の貧困」。強いられた富裕
6 情報化/消費化社会と「外部」
四 情報化/消費化社会の転回――自立システムの透徹
序 「それでも最も魅力的な社会」?
1 消費のコンセプトの二つの位相
2 消費の二つのコンセプトと「限界問題」
3 無限空間の再定位。離陸と着陸
4 「ココア・パブ」
5 情報化と「外部問題」。方法としての情報化
6 情報のコンセプトの二つの位相
7 〈単純な至福〉。離陸と着陸
結 情報化/消費化社会の転回
参考文献
おわりに
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:
西嶋 一泰
増補:
北村 健太郎
UP: 20120130 REV: 20120907
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