|
>HOME >BOOK
栗原 彬 19961020 新曜社,340p. ■栗原 彬 19961020 『増補新版 やさしさの存在証明――若者と制度のインターフェイス』,新曜社,340p. ISBN-10: 4788505770 ISBN-13: 978-4788505773 \2,730 [amazon]/[kinokuniya] ■内容 管理化が自己増殖的に浸透し、自我が極度に希薄化されるなかで、自己のアイデンティティの探求に苦悩する青年群像を同時代的に描く。アイデンティティの変容のドキュメント。 ■目次 I 若者の「経験」 II やさしさ やさしさの輪の物語 いのちの働きあいということ III 子どもを見届けるために 天皇制的管理社会の「キャベツ畑の子どもたち」 身体と管理社会 共振の回復 風の尺度 若者たちと宗教 アイデンティティの履歴 青年におけるモラトリアムの意味 IV 管理社会のなかの家族 学校を問い直す 社会人学生と大学の変容 産業的教育コードのデコーディング 社会人入試制度の経験 V ふれあいということ 愉しいできごととしての「ふれあい」 水俣大学への同行二人 ネットワーキングへの招待 市議を目ざすあるボランティアへの手紙 VI <やさしさ>の変容 あとがき 増補・新版へのあとがき 初出一覧 ■引用 「今日の若者の切実な「経験」は、学校、家庭、街頭といった身近な日常生活を包囲している産業社会化・管理社会化・情報社会化という動いていく重層構造体からの抑圧の経験であり、同時にそれからの超脱の経験である。生産力主義、管理化、情報化が、むしろ教育、消費、医療のような日常生活次元で亢進したために、若者が私生活に閉じこもれば閉じこもるほどに、政治社会の構造体に遭遇するという逆説が生じる。意識調査で若者の意識は脱政治化しているということが指摘される。政治が積分された大状況の政治を意味するならば、そのとおりだろう。しかし、積分された政治に背を向けて、私生活に没入するほどに、若者は、日常のなかに微分化された政治、一見政治の顔をしていない政治に、恒常的に直面することになったのである。」(23) ■書評・紹介 ■言及 *作成:影浦 順子・小林勇人 UP: 20090715 REV:20100121 ◇身体×世界:関連書籍 ◇BOOK |