『性愛と資本主義』
大澤 真幸 19960719 青土社,247p.
■大澤 真幸 19960719 『性愛と資本主義』,青土社,247p. ISBN-10: 4791754727 ISBN-13: 9784791754724 \1800 [amazon]/[kinokuniya] ※
■内容
内容(「BOOK」データベースより)
愛撫する身体という人間関係の基底から出発して、原理的には愛は不可能であることを証明し、それを宗教あるいは信仰が隠蔽することによって貨幣と資本が成立するメカニズムをフーコーとウェーバーの理論を敷衍して描き出し、現代社会の危機の必然性を明らかにする大沢社会学のエッセンス。
内容(「MARC」データベースより)
愛撫する身体という人間関係の基底から出発、原理的には愛は不可能であることを証明し、それを宗教或いは信仰が隠蔽することによって貨幣と資本が成立するメカニズムを、フーコー、ウェーバーの理論を敷衍して描き出す。
■目次
ボブとアン
孤独・性愛・信仰
1 存在論的孤独あるいは不眠
2 苦悩と死
3 コミュニケーションの基底
4 性愛
5 視線
6 写真
7 他者の(再)措定
8 信仰
貨幣の可能性と愛の不可能性
1 他者の余剰
2 単純な価値形態
3 成就しない愛
4 全体的な価値形態
5 一般的等価物
6 結婚=愛
7 破れ目
8 反‐媒体
主体性の変移と資本主義の精神――フーコーの向こう側
1 自己同一性の根拠=無根拠
2 可能性としての現実性
3 〈主体化=従属化〉
4 消失する媒体
5 購えない罪
6 資本の原理
7 向こう側
注
文献
結び
キーワード索引
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:樋口 也寸志