『こどもと教育の社会学』 (岩波講座現代社会学 第12巻)
井上 俊・上野 千鶴子・大澤 真幸・見田 宗介・吉見 俊哉 編 19960726 岩波書店,225p.
■井上 俊・上野 千鶴子・大澤 真幸・見田 宗介・吉見 俊哉 編 19960726 『こどもと教育の社会学』(岩波講座現代社会学 第12巻),岩波書店,225p. ISBN-10: 400010702X ISBN-13: 978-4000107020 \2,940
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■内容
こどもへのまなざしはどう変わったか.不登校,いじめ,障害児,帰国子女,ジェンダー…こどもたちがおかれている状況に多様な切り口から迫り,教育文化のオルタナティブを示す。
■目次
イノセンスという暴力 (芹沢 俊介)
家族−学校関係の社会史――しつけ・人間形成の担い手をめぐって―― (広田 照幸)
脱学校の子どもたち (滝川 一廣)
学校=同化と排除の文化装置――被差別部落民の経験から―― (志水 宏吉)
ジェンダーの再生産と学校 (木村 涼子)
教育における自立と依存 (最首 悟)
障害児教育を超えて (安積 遊歩)
越境者と学校文化 (箕浦 康子)
「学校」の比較社会学――南タイのイスラム道場「ポノ」を準拠点として―― (尾中 文哉)
「子ども」から「インファンス infans」へ――変貌するまなざし―― (森田 伸子)
教育とは何か――または育つ権利の擁護―― (栗原 彬)
「子どもの視点」による社会学は可能か (小玉 亮子)
[overview] 子どもと教育の社会学的研究の現状と課題 (汐見 稔幸)
■引用
■書評・紹介
■言及
*作成:影浦 順子